経済産業省が発表した2019年10月の商業動態統計速報によると、商業販売額は36兆5150億円(前年同月比9.1%減)となった。
このうち小売業は11兆900億円(7.1%減)、卸売業は25兆4250億円(10.0%減)だった。
消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動に加えて、台風の影響などもあり、前回、5年前の税率引き上げの時よりも大きな落ち込みになった。
百貨店の増減が大きい。
百貨店の商品は高額だから、そりゃあ、駆け込み需要があるよね。
問題は、このマイナスが続くかどうか。
スーパーも落ち込んでいる。
まあ、通常の変動範囲内かもしれないが、微妙だ。
コンビニは関係ないね。
さすがに、日常の小物買いに影響は出ないだろう。
小売業の販売額全体で7.1%減少し、前回、消費税率が引き上げられた2014年4月のマイナス4.3%を超える下げ幅となったのは、問題だろう。
政府が、反動対策として、キャッシュレス決済のポイント還元とか、色々手を打ったけど、効果がなかったようだ。
米中貿易戦争は、和解は決裂しそうだし、不況になるよ。
やっぱり、消費税増税は、愚策だったね。
まあ、3党合意があるから、中々反故には出来なかったんだろうが。