運転中の眠気覚まし。

 この前、登山旅行に関東に行っていた。
3日連続で百名山に登って、とても疲れた。
次の日、関東から高速道路を500kmぐらい運転して帰って来たのだが、とても疲れた。
朝早くからの登山で寝不足が溜まっているのと、疲労でとても眠くなるのだ。
その対策は、十分取っているつもり。

(1)まず、サービスエリアごとに休憩する。
サービスエリアは、60kmごとぐらいにあるので、結構頻繁に休憩している。
大体100km前後のスピードで走っているので、40分ごとに休憩する感じかな。
そして、15分から20分ぐらい休憩する。
これぐらい休憩すると、なかなか前に進まないので、返って長丁場になるという問題もあるのだが。
(2)次に、ブラックガム。
これは、車内に常備している。
しかし、舌が慣れてしまったのか、さほど効果はない。
(3)その次が、ブラックコーヒー。
これが、よく効く。 かなり効果を感じる。
サービスエリアごとに買って飲む感じになる。
だから、休憩するたびにトイレに行く。1時間に1回の頻度。 多いな。
座って運転していると、飲むとすぐ下に行くのかな? 不思議だ。
(4)ブラックコーヒーでも足りなくなると、いよいよ「メガシャキガム」の登場。
ガムを噛むと、中からシュワッと刺激物が出てきて、辛さを含んだ刺激味が口いっぱいに広がって、ほんとびっくりする。
このガムは眠気覚ましの最終兵器だ。
(5)今回、それでも眠気を感じた。
車酔いには、話したり歌を歌うのがいいというのを思い出して、声を出して歌ってみた。
ところが、あまり歌詞を思い出せない。

その時、出てきた歌詞が、
「いつものように幕が開き
恋の歌 うたう私に
届いた報せは 黒いふちどりがありました
あれは三年前 止めるあなた駅に残し 動き始めた汽車に ひとり飛びのった~」
ちあきなおみの喝采だ。

笑った。
小学生の時だったろうか、レコード大賞を受賞していたのを覚えている。
すごく印象的な歌詞で、ドラマチックだったんだなあ。
だから、耳に残っているんだろう。

歌を歌うのが眠気覚ましに効果があるというのが、今回の大きな発見だった。
今度から歌える曲を、車内のオーディオにストックしておくことにしよう。

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