「探偵!ナイトスクープ」の局長が、西田敏行から松本人志に変わる。

 ABCテレビの人気番組「探偵!ナイトスクープ」(金曜後11・17)の次期局長にダウンタウンの松本人志が就任することが25日、大阪市内の同局で発表された。初代・上岡龍太郎氏、2代目・西田敏行に次いで3代目。

西田局長になって、約19年間とのこと。
もうそんなに経ったのか。
自分が一番長く見続けていた番組だ。
録画しているから、見逃したことはないはず。

「探偵!ナイトスクープ」は、1988年(昭和63年)3月5日から放送されている。
最初の頃は、この番組の存在を知らず見ていないが、88年中には見始めたと思う。
ということは、31年間もかかさず見たことになる。多分。
これは、凄いな。 人生の半分以上見ていたことになる。 唯一の番組かな。
今でも十分面白いが、やはり昔の方が面白かった。
探偵の面々が、それぞれ個性が違っていたのが良かった。
嘉門達夫・越前屋俵太・北野誠・桂小枝・立原啓裕・トミーズ雅・清水圭とかが探偵として、出ていた。
立原啓裕が、社会派ネタ探偵として頑張っていたけど、なぜか他の探偵たちに嫌われている感じで、いじめみたいな感じで、嫌だったな。 それが原因で辞めたと思っているけど。
越前屋俵太も社会派的な所があって、そういう真面目な切り口で面白おかしくやるということが、西田局長になって、なくなってしまったな。
あと、初代の上岡龍太郎局長は、探偵に厳しい所があって、なんやかや文句を言っていた。
それもあってか、探偵間でライバル意識みたいなのもあって、それが番組に緊張感をもたらし、探偵が頑張って、面白さをアップしていたように思う。
1990年「アホとバカの境界線を探せ」なんて、日本民間放送連盟賞最優秀賞を受賞したけど、素晴らしかったな。
「マネキンと結婚したい」とか色々衝撃的な回があったけど、一番衝撃的だったのは、2012年放送の「四足走行世界一は俺だ!」かな。
世界一速い四足走行の達人にレースして勝ちたいという依頼。 
四足走行の達人「いとうけんいち」が画面に四足歩きで登場してきた時の驚き。
猫のようなしなやかさがあったんだなあ。
おまけに動物の色々な四足歩行の歩き方を実演で解説し始めた。
山の中で四足歩行の訓練をしていたら、猟師にイノシシに間違えられて、撃たれそうになった話とか。 あの回は、凄く印象に残っている。
感動的な話なら、いっぱいあるな。
ピカイチは、「レイテ島からの葉書」だろうな。
「新婚5カ月で出征した父は、私が母のお腹の中に息づいていたことを知ってくれていたのか」という依頼。 鉛筆書きで、もうほぼ読めなくなっている葉書。 色々試みた後、辿り着いた奈良の考古学の研究所でアカデミックなレベルで解読してくれて判明した劇的な結末。 あれには泣いたなあ。

新局長は、松本人志か。
この番組は、素人の依頼者の自然な面白さが要だから、プロのお笑いが、変にいじらないことを願うなあ。

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