天皇陛下が即位を内外に宣言される国の儀式「即位礼正殿の儀」が22日、皇居・宮殿で行われた。5月の皇位継承に伴う「即位の礼」の中心儀式で、186か国や国際機関、各界の代表者ら計1999人が参列した。
雨で生憎の天気だったのに、即位礼正殿の儀の30分前に、突如雨が止み、皇居をまたがる形で二重の虹が出たそうな。
凄く盛り上がっている。
天野叢雲剣が雨を呼び、天照大神が雨を止め、虹を架ける、と。
おまけに、途中で鴉が鳴いた。 八咫烏じゃないかと。
凄い偶然だね。
しかし、天に祝福されてる感がある。
高御座には、陛下のそばの台に皇位の証しの剣璽(剣と曲玉)と天皇の印である御璽、日本国の印・国璽が置かれた。
三種の神器、八咫鏡・八尺瓊勾玉・天叢雲剣の内の二つ。
八咫鏡は、宮中の賢所に安置され、移動が禁じられている。
皇族はもとより天皇でさえもその実見はしていないというから、秘宝だね。
天叢雲剣は熱田神宮に、八咫鏡は伊勢の神宮の皇大神宮に、八咫鏡の形代は宮中三殿の賢所に、それぞれ神体として奉斎され、八尺瓊勾玉は天叢雲剣の形代とともに皇居・吹上御所の「剣璽の間」に安置されている。
本物は勾玉のみで、残り二つは形代(レプリカ)だね。
レプリカと言っても、神宮に奉斎された時だから、恐ろしく古い。
綺麗な状態で保存するという意味でも、見た方がいいんじゃないかと思う。
見て欲しいね。
そして、分析して欲しい。 古代中国製なのか日本製なのか。
凄く、興味がある。
古墳はお墓でもあるので、発掘するのに抵抗はあるかもしれないが、三種の神器はどうなんだろう?
正殿の儀には、秋篠宮ご夫妻ら皇族方11人も装束姿などで参列された。退位して公務から離れた上皇ご夫妻は参列されなかった。
ちょっと驚き。 なぜだろう?
天皇がお亡くなりになられた後、新天皇が即位する習わしだったから、前の天皇が即位の場にいるということが、異例なのかもしれない。 もっとも、大昔は上皇とかいたから、その時はどうだったのだろう?という話になるのかな。
儀式の最後に、参列者が安倍首相の音頭で万歳三唱した。
物凄く違和感を覚えた。
万歳三唱は、兵士の出兵とかとイメージが重なるから、どうしてもいいイメージが湧かないんだよな。
悪いイメージを刷り込まれてしまっていて、どうしようもないな。
「天皇陛下万歳」は、天皇の永遠の健康、長寿を祈るものであって、本来的な使い方ではあるんだが。
元々は中国に於て使用される言葉で「千秋万歳」の後半を取ったもの。万歳は一万年で皇帝の寿命を示す言葉であり、本来皇帝に対して以外では使わなかった。諸侯の長寿を臣下が願うときは「千歳(せんざい)」を使っていた。
面白いな。
バンザイと発音するようになったのは大日本帝国憲法発布の日、1889年(明治22年)2月11日に青山練兵場での臨時観兵式に向かう明治天皇の馬車に向かって万歳三唱したのが最初だという。
なるほど。