日本動画協会が、アニメビジネスの状況の把握と認知の向上を目的に、アニメ産業の調査を実施し、統計化等により各種データを発表・セミナーなどを実施し、統計調査の結果は「アニメ産業レポート」に掲載している。
それによると、日本のアニメ市場が2兆円を突破したそうだ。
日本のアニメ産業市場の推移
2013年から物凄い勢いで成長している。
そして、ついに2兆円を突破した。 凄いな。
JRA(日本中央競馬会)の2018年度の年間売り上げは、2兆7950億円、そこにはまだ及ばないが大分迫ってきた。 というかJRAが凄すぎるんだけどね。 英国の馬券売り上げの2倍以上あるんだから。
この額は、アニメ関連産業を含んでいる。
劇場アニメで見ると、
劇場アニメ興行収入の推移。 タイトルの前の数字は歴代興行収入の順位。
ヒット作の有無で増減が激しいが、おおむね、20年前の2倍になってる感じかな。
新海誠監督の「君の名は」は、ジブリの牙城を破って、千と千尋に迫ったんだから、大したもんだ。
最新作「天気の子」も、9/11時点で観客動員数914万人、興行収入は121.8億円に達したそうだ。
自分も見たけど。 映像の美しさだけでも十分見れる監督だよ。
ついでに、こんなデータも
TVアニメタイトル数の推移。
自分の子供時代は、TVアニメの黄金期だったと思うけど、年間16タイトルしか作られてなかったのか、それが驚きだな。珠玉の作品ばかりだったような気がする。
今は、230って多すぎ。 誰が見てるんだよ、という感じだけどな。
コメント
アニメというより、男性向けならラブライブやアイドルマスター、女性向けならアンサンブルスターやアイドリッシュセブンといったアイドルアニメのヒットが大きいんですよ
これらの作品のライブは東京ドームや西武ドームなどドームクラスで
ライブしているのでグッズ売上など、またこれらの作品のソシャゲもヒットしています。
バンダイナムコHDの株価がものすごく上がっているのはこのためですね。