世界中の銀行で人員削減。 予兆なのか、予防なのか?

 全世界の銀行は今年に入り4万8500人を超える人員削減を公表したそうだ。
過去5年にわたり利益を浸食してきたマイナス金利の影響だ。

中でも、欧州の銀行では、4万3394人が減らされる予定であり、世界全体の約9割と酷い。
その筆頭が、ドイツ銀行。
ドイツ銀行は全行員の約2割に相当する1万8000人の削減を2022年までに実施する。
2割というのも、凄い数字だな。 破綻させないために必須なんだろう。
イタリアのウニクレディトも最大1万人の削減、その他のメガバンクでも数千人規模の合理化を行う。

日本も例外ではない。
一昨年、三菱UFJフィナンシャル・グループは9500人分の業務量削減、三井住友フィナンシャルグループは4000人分の業務量削減、みずほフィナンシャルグループは1万9000人の人員削減をすると公表している。
日本の方が、先を行っている。

銀行が潰れると、その波及効果が酷い。
そうなる前に、予防機能が働いていると言えるのかな? はたまた、リーマンショック級の予兆なのか?
どちらなんだろう?

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