車を停めてエンジンを切った直後、「ETCカードが残っています」という警告の音声が、流れる。
これは、気にしていない。 自分は、ETCカードを置いてままにしている。 一抹の不安を抱きながら。
これには、理由があった。
勿論、盗難防止もあるのだが、それ以外にETCカードが熱に弱いのだ。
ETC車載器は、85度動作保証の部品を使っていると思うけど、ETCカード本体に埋め込まれたICチップ部分は車載保証していないと思うので、たぶん45度位とのこと。
夏に締め切った車内は猛烈な暑さになる。
真夏のダッシュボード近辺では、温度が70度近くになることあるそうだ。
自分は、メガネを車内に置きっぱなしにしている。 運転専用メガネとして。
そのメガネの鼻あてが真夏に一部溶けたことがあった。
それがめがね拭きに付いてしまい、気付かずそれでレンズを拭いてしまい、レンズ表面を擦り傷だらけにしたことがあった。
それ以来、必ず車用サンシェードをしている。
ということで、ETCカードの置きっぱなしは、夏の暑さにやられる可能性がある。
まあ、自分の車載器は新車から搭載されているから、温度は考えられているだろう。
今まで、大丈夫だったし。
しかし、ダッシュボード近辺に車載器を置いている人は気を付けた方がいい。
そして、盗難の心配なのだが、自分のカードは、ETC専用タイプだった。
普通のカードとしては、使えない。
だから、盗まれても、高速道路でしか使えない。
それだと、メリットが少ないので、盗まれることもあまりないだろうし、車に乗った時に、「ETCカードが挿入されました」と音声が流れるので、カードがない時音声が流れないので気付くだろう、多分。
これなら、安心だな。
もっとも、入れっぱなしのETCカードの盗難は、本人の管理に問題があったという理由で補償されない場合が多いそうだから、使われた額は諦めるしか、しょうがない。
ということで、一抹の不安は拭われたな。