「日本中の「ダム」が愛されスポットに転じた背景」という記事を読んだ。
これは、読んでとてもいい記事だった。 一読をオススメする。
北海道放送による厚真ダム決壊の恐れありというフェイクニュースをツカミに話を進めていき、1990年代以降、ダムは長らく税金の無駄遣い、自然を破壊するものとして逆風下にあったが、逆にその時、ダムの魅力に気付くマニアが現れだして、ダムマニアの横のつながりが広がり出して、ダムカードなるものまで作られるようになって、一般人の観光先にまでなるようになったというお話。
読みながら、色々思うところがあった。
山に登っていると、大抵沢に堰堤がある。まあ小さなダムだね。
こんなの。
発電設備はなくて、ちょとした洪水防止目的なんだろう。
これを無駄使いや自然破壊と見るか、住民の安全を守ってくれていると見るか、大きな違いだろうなあ。
美しいダムもある。 でかい奴だけど。
一番は、黒部第4ダムだけど、昔過ぎて、デジカメじゃない頃なので、ちょっと掲載できない。
摩耶山麓の美しい堤。
この堤の少し先の下に滝がある。
五本松かくれ滝。 これは、よく見ると、人工なんだね。 でも美しい。
滋賀の竜王山の麓にあるオランダ堰堤。
オランダから土木技術者のヨハネス・デ・レーケらの治水対策の提言を受けて、1889年(明治22年)に工事が完了した。
この堰堤は近代砂防発祥の地としての象徴となっているそうだ。
大岩ヶ岳の麓の千苅ダム。 こじんまりとしているけど、これもいいダムかな。
もっと色々あると思うんだけど、今思いつくのはこれくらいかな。