2018年の日本株の大幅安は海外勢の売り越し姿勢が響いた。
外国人の売越額は現物5兆7449億円、先物7兆4270億円で、合計13兆円。 凄まじい額だ。
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※単位:百万円 ピンク:1兆円以上、灰色:マイナス
海外投資家は、史上2番目の売り越しで、最近では最大。
それでも、2010年以降では、まだ15兆円弱買い越している。
特に、アベノミクスが始まった2013年に15兆円も買い越している。
それを今売っているところ。
2012年末の日経平均株価が10,395円で、2018年末の日経平均株価が20,015円だから、大儲けしている。
さすがにこんなチャンスは逃さない。
日本は日銀が株を買って、海外投資家を大儲けさせているような気がしてならないよ。
日銀は信託銀行に売買を委託しているので、信託銀行はずっと買い越し。
事業法人も数兆円の買い越しが続いている。 凄い額だ。 企業の好調の証かな。
企業が自社株買いを進めているから。 信託方式でも自社株買いをしているそうだが。
個人は、売り越しがずっと続いている。 まだ、ストックは無くならないのか?という感じ。