英首相チャーチルが、最後に日本への原爆投下を命令したようなものだ。

　凄い事実が出て来た。

　英国のチャーチル首相（当時）が米国による日本への原爆使用に最終同意して署名していたことが、英国立公文書館所蔵の秘密文書で判明した（こちら）。

　まず前提として、米国が核兵器開発に成功しても英国が同意しなければ使用できないなどと定めた４３年８月の「ケベック協定」というのがあった。

時系列に述べると、
（１）1943年8月19日にカナダのケベック・シティーにおけるケベック会談を機会に、ウィンストン・チャーチルとフランクリン・ルーズベルトにより核開発について調印された。　内容は3点。
・我々はこの兵器をお互いに対して決して使用しない。
・我々はこの兵器を、第三の勢力に対して、お互いの同意なく使用しない。
・我々はチューブ・アロイズに関する情報を第三者に対して、お互いの同意なく公表することはない。
（２）1944年9月18日、ルーズベルト大統領とチャーチル首相は、ニューヨーク州ハイドパークで首脳会談した。内容は核に関する秘密協定（ハイドパーク協定）であり、日本への原子爆弾投下の意志が示され、核開発に関する米英の協力と将来の核管理についての合意がなされた。
（３）1945年4月12日、ルーズベルト大統領が昼食前に脳卒中で死去し、副大統領ハリー・S・トルーマンが大統領に昇格した。
（４）原爆開発の「マンハッタン計画」責任者、グローブス米陸軍少将が４５年６月初め、英国側代表のウィルソン陸軍元帥を通じて英政府に日本に対する原爆使用を許可するよう求めた。
（５）チャーチルは容認を決断し、４５年７月１日、「オペレーショナル　ユース　オブ　チューブ・アロイズ」（米国が日本に原爆を使用する作戦）に署名した。
（６）７月４日、米ワシントンで開かれた原爆開発の相互協力を協議する「合同政策委員会」の席上、ウィルソンが英政府として公式に「日本への原爆使用に同意する」と表明すると共に、ウィルソンは米側に、チャーチルがトルーマン米大統領と近く直接協議を望んでいるとも伝えた。
（７）７月２４日のポツダム会談でチャーチルは、４４年９月にトルーマンの前任のフランクリン・ルーズベルトと日本への原爆使用を密約した「ハイドパーク協定」を持ち出し、「警告なしで使用すべきだ」とトルーマンに迫った。
（８）トルーマンは翌７月２５日、原爆投下指令を承認、投下命令が出された。その結果８月６日、人類史上初のウラン原爆が広島に、９日にはプルトニウム原爆が長崎にそれぞれ投下された。

ウィキペディアによると、
フランクリン・ルーズベルトは、第二次世界大戦以前からのアメリカにおける日本人に対する人種差別的感情を背景に、1941年12月の対日開戦後には妻・エレノアからの反対をも押しのけて、大戦中にアメリカ国内とアメリカの影響下にあったブラジルやメキシコ、ペルーなどの中南米諸国において、ヒトラーのユダヤ人強制収容と同様の日系人の強制収容政策を推し進め、自由を束縛するとともに財産を放棄せざるを得ない状況に追い込んだ。
また、アメリカの新聞が「ルーズベルト大統領が、フランシス･E・ウォルター連邦議会下院議員からレターオープナーを贈呈されたが、それが日本兵の腕の骨から作られたものである」と報じた。なおルーズベルトは、このような猟奇的な行為を隠しも恥じてもいなかった、という話もある。
ルーズベルト家は1650年頃にオランダのハールレムからニューヨーク（当時はニュー・アムステルダム）に移住したクラース・ヴァン・ルーズベルトに始まるユダヤ系といわれる。
フランクリンの母親サラ・デラノは、フランス系プロテスタント教徒（ユグノー）であり、デラノ一族は阿片戦争の頃から中国とアヘンを含む貿易を手広く行って財を為していた。
それもあって、ルーズベルト本人が幼い頃から中国文化に深い愛着を持ち、中国人に対して同情的かつ友好的な考えを持つ親華派であることを明言していた。

フランクリン・ルーズベルトは、糞だな。
中国に愛着があると言っても、中国人をアヘン中毒にして儲けていた家系だから、糞以外の何物でもない。
原爆投下がドイツではなく日本になったのも、ルーズベルトの日本人への人種差別意識が大きいだろう。

さて、問題は、諸悪の根源ルーズベルトが脳卒中で死去して、原爆投下への強い意志がなくなったのに、チャーチルが「警告なしで使用すべきだ」とトルーマンに迫ったことだ。　これが決定打になったのだ。

　フランクリン・ルーズベルトとウィンストン・チャーチル、この二人は、大量虐殺の責任者だな。
原爆は、一瞬で消え去った人が幸福なくらいで、地獄絵図の中で苦しみながら死んだ人達は、ナチスの収容所で死んだユダヤ人と同じくらいだ、そういうものだ。

　イギリスは、この事実にどう対応するのかな。