麻雀でも強いAIソフトが開発される。

 28歳の東大院生が最強の麻雀AIソフトを作ったそうだ(こちら)。

 麻雀AIソフト「爆打」というもので、国内最大級のオンライン麻雀サイト「天鳳」で七段の実力を持つ強豪プレイヤー。
天鳳で21個ある段級位のうち、七段は上から数えて5番目で「天鳳全体で上位0.1%を切るレベル」とのこと。
囲碁や将棋みたいにプロでも勝てないというレベルではまだないようだ。
麻雀AIの開発者はごくわずかで、何人かいる程度だそうだから、それでも凄いというところかな。

 麻雀は昔好きで良くやっていた。
大学時代とか。
極めたい気持ちがあったけど、イマイチに終わった。
相手の手を読んで、当たり牌を抑えて勝つのが理想だったんだけど、相手の手を読む力があまり伸びなかったなあ。
一時期オンラインサイトでやっていたこともあったけど。 強くならなかったなあ。

 さて、麻雀は、将棋や囲碁と違って、運が絡んでくるから、強いAIを作るのは難しいと思う。
麻雀は確率論だけで語たれないから。
麻雀マンガ「アカギ」でアカギが確率論重視のプロ雀士と戦って、完膚なきまでに打ちのめす話があったけど、勝つにはツキの流れを読むことが重要なんだよなあ。
そして、不思議なことにツキの流れは、絶対にある。
ある人が上がると、続けて何回も上がることが良くある。
ある人に運が傾くのだ。 そうなるとヤバくて、その人のリズムが狂うような打ち方をしないとダメだ。
その辺が、麻雀の面白い所で、AIには難しいと思う。
その辺りの機微を熟知している強いプロには、勝てないんじゃないかなあ。
負けたことがないと語られる伝説の雀士・桜井章一に勝てるようになったら、大した物だけど。

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