コポック指標という株価の推移を見る指標がある。
計算方法は、まず当月の月中平均株価を前年同月の月中平均株価で除して騰落率を求め、10か月間の加重平均値をとります。この数値がコポック買い指標で、指標が上向きに転じたときを買いシグナル、下向きに転じたときを売りシグナルと判断します。テクニカル分析には珍しく、やや長期的な判断手法であり、特に買いポイントを探るのに適した手法といわれるためこの名があります。
株価の月平均から計算するので、今回の大下落はまだこのグラフには反映されていない。
しかし、先月までコポック指数は、頭打ち状態で如何にも下落しそうなのがわかる。
2015年8月の人民元切り下げショックの時もそうだった。
だから、下落するんじゃないかなあと思っていた。
しかし、そうなるだろうと思うのと、そうなるはずと予想して株を買うのはまた違う。
そこまで、信じられないからねえ。
これから、しばらく株価は下落または停滞が続くと思うけど、コポック指数がまた停滞しだしたら、その時は買い時かな。
半年後か1年先かもわからないけど。
とにかく、このコポック指数は、見ていて面白い指標だと思う。
気長に見てないとダメなのが難点。