奈良国立博物館 で、「聖徳太子と法隆寺」を見てきた。 もう終わってるけど。
令和3年(2021)は聖徳太子の1400年遠忌にあたり、これを記念して特別展「聖徳太子と法隆寺」を開催します。本展覧会では法隆寺において護り伝えられてきた寺宝を中心に、太子の肖像や遺品と伝わる宝物、飛鳥時代以来の貴重な文化財を通じて太子その人と太子信仰の世界に迫ります、とのこと。
2008年に大阪市立美術館で「聖徳太子ゆかりの名宝展」を見てる。
同じく2008年に奈良国立博物館で「法隆寺金堂展」を見てる。
なので、過去に見てるのが結構あったかな。
法隆寺金堂壁画の模写は、相変わらず素晴らしかったなあ。
焼ける前の原画を見たかった。
初めて見て驚いたのは、塔本塑像。
法隆寺の内陣初層は中央を須弥山に見立て 心柱を囲む四方に塑像群「塔本四面具」(飛鳥時代の塑像で国宝)を配している。
東に『維摩詰像土』、西に『分舎利仏土』、南に『弥勒仏像土』、北に『涅槃像土』と 釈迦と弟子たちの物語の場面が像で表されている。
釈迦の涅槃を嘆く侍者たちの嘆く顔が写実的で、迫真の表現力。
本展では、勿論展示されていなかったが、釈迦の枕元と足元に動物の頭をした三体の像「侍者像:馬頭形、鼠頭形、鳥頭形」がある。 これが、宇宙人みたいで謎なんだなあ。