島根鰐淵寺の名宝 を見に京都国立博物館に行った。
来てみると、特別展覧会ではなく、特別展示だった。
平成知新館での常設展の一室で「島根鰐淵寺の名宝」を展示しているのみで、しょぼい物だった。
その中でマシだったのは、2点のみ。
銅造観音菩薩立像
すらっとした、シンプルな立ち姿がいい。
下顎が長い変わった顔をしている。
銅造観音菩薩立像
ちょっときつい顔した変わった観音様。
こちらも下顎が長い。
島根ではこういう顔が流行ったのかな。
京博の常設の絵画は、いいのが多い。
巌樹遊猿図屏風 式部筆が良かった。
式部という画家の名前は、初めて聞く。
等伯が描いたような猿が、たくさんいるのが、珍しい。
まあ、騙されたようなものだったが、常設展示が良かったので、まあまあかな。
コメント
はじめまして
『しょぼい』という表現は良くないと思います
どんな時代でも一つ一つの物に製作者の思いが詰まっています。
僕はまだ20歳前半ですが我が家は『白山信仰』という山岳信仰の由緒ある家系でここ10年で数々の神仏を拝ませて頂きましたがそれぞれの神仏に先代の想いが詰まってます。
長文失礼しましたm(_ _)m
Michiさん、こんにちは。
仰る通りとも思います。
ただ、他の記事も読んで貰ったら分かると思いますが、自分は色々な作品について、思ったまま、感じたまま毀誉褒貶をしています。
ただ、真剣に見た結果そう書いてます。
褒めることもあれば、けなすこともあります。
褒めるばかりだと、何が本当に素晴らしいのか伝わりません。 嘘臭いです。
これは、本ブログのポリシーなので、曲げるつもりはありません。
御心情は察しますが、いちいち気にしないことです。
もし、あなたが素晴らしいと思われているのなら、それをあなたが発信すれば良いと思いますよ。