2019年の美術展覧会、myベスト5。

 今年は、23の美術展覧会を見に行った。
その中からベスト5を選びたいと思う。

★第一位 : 「陶工・河井寛次郎」展 * 京都国立近代美術館

河井寛次郎の若いころの作品に、圧倒的に瑞々しいエネルギーを感じ、感動した。

★第二位 : 「京博寄託の名宝」 * 京都国立博物館

中国 南宋時代の「道宣律師像・元照律師像」、有名な「伝平重盛像・伝源頼朝像」、狩野元信筆の「四季花鳥図」、俵屋宗達筆の「風神雷神図屏風」、狩野山雪筆の「雪汀水禽図屏風」と逸品ぞろいの展覧会だった。

★第三位 : 「百花繚乱 ニッポン×ビジュツ展」 * 京都文化博物館

★源平合戦図屏風・海北友雪

この展覧会も逸品ぞろいだった。

★第四位 : 「ラファエル前派の軌跡展」 *あべのハルカス美術館

★ロセッティ「クリスマス・キャロル」

ロセッティの絵は、あまり好きでなかったけど、物語を下敷きにした絵は良かったな。
それに、ラファエル前派の美術史的な流れがわかって、面白かった。

★第五位 : 「没後100年 岡崎が生んだ天才 村山槐多展」 * おかざき世界子ども美術博物館

★「赤ダリア」

★「バラと少女」

没後100年を機に地元で開催された村山槐多展。
22年の短い生涯であったため遺された作品は極めて貴重で、特に油彩画は27点ほどしか確認されていなかった。これまでに発見されながら公表されなかった油彩10点をはじめ総数約100点にものぼる新発見作品を、まとめて初公開、合わせて全国の美術館が所蔵する代表作も網羅して、260点あまりを展示する展覧会。

もっと凄い画家と思っていただけに、少し物足りなかったけど、槐多の魅力は十分味わえた展覧会だった。
全代表作を集めて欲しかったな。

(一覧)
フェルメール展
北野天満宮 信仰と名宝
国宝 一遍聖絵と時宗の名宝
「大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋」
没後 130 年 河鍋暁斎
国宝の殿堂 藤田美術館展
川勝コレクション 鐘溪窯 陶工・河井寬次郎
印象派からその先へ
没後100年 岡崎が生んだ天才 村山槐多展
トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美
横山華山展
ギュスターヴ・モロー展
京博寄託の名宝
山村コレクション展
百花繚乱 ニッポン×ビジュツ展
メアリー・エインズワース浮世絵コレクション
仁和寺観音堂秋季特別内拝
流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美
ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道
仏像 中国・日本
ラファエル前派の軌跡展
円山応挙から近代京都画壇へ
国宝彦根屏風と国宝松浦屏風

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