株価についてのお勉強(長期)

 日銀の黒田氏が「追加金融緩和」を発表したために、日経平均株価が一挙に上昇した。
こんなことされたら、読めたもんじゃない。
まあ、日本経済のためなら、いいんだけど。

 ちょっと、株価について勉強したくなってきたので、ちょいちょい取り上げて、覚書きみたく、しようと思う。
個別株よりインデックス株に興味があるので、インデックス株について。
そうなると、政治情勢や世界情勢と密接に関わってくるので、その関係について歴史を調べることからとなる(元ネタはここ)。
すぐには、役に立たないけど、一番怖いのは、株価の急落だから、それに関する知識を持っておくのは、必須と思う。

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日本株の過去130年間の推移を示したチャート。

 1868年の明治維新のわずか10年後から振り返るのもなんだけれど、面白い。
日本の株価の全歴史だね。
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日本株の過去130年間のトレンド区分。
こうしてくれると、わかりやすい。

 何が大きな変化をもたらすのか、と成長と停滞はをどういう時期に起こるのかが知りたいことである。
結論は、戦争とイノベーションがトレンド転換の節目となる。
戦争はおいといて、長い引用になるけど、

 もうひとつの要素は産業構造の変化(イノベーション)である。
 戦争と同様、長期トレンドの変化はイノベーションを伴うことが多い。第一次大戦バブルの崩壊を境に日本は綿製品を中心とした軽工業から重工業へのシフトが進んだ。戦後は自動車産業や鉄鋼産業の拡大がきっかけとなって高度成長を実現した。オイルショックを挟んで80年代以降は、エレクトロニクスなどの分野に主力産業がシフトしている。89年のバブル崩壊以降は、全世界的にソフト産業や知識産業へのシフトやグローバル化が進んだが、日本はこの波に乗り遅れたため、現在でも低迷が続いているという状況だ。

 新しい産業へのシフトは、時としてバブル的な株価形成を伴うことがある。
 古くは1800年代の英国や日本における鉄道株バブル、1900年代初めの米国や1960年代から70年代にかけての日本における自動車株バブル、1980年代のハイテク株バブル、2000年のインターネット・バブルなどがある。イノベーションに関するバブルの発生は、長期投資家にとって重要なシグナルとなる可能性がある。
 2007年のバブル的な株価高騰とその崩壊、太平洋の地政学的状況の変化は、近い将来、株価の長期的トレンドの大転換をもたらす予兆なのかもしれない。

これは、2012年6月の記事。

 個別株なら、すばやくバブルを見抜いて、売り抜けるということかな。
必ず、弾けることを念頭において。

次は、1960年代以降についてかな。
40年不況が、今と似ているのか興味があるから。

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