チャドクガの毒針にやられる。

 登山から帰ってきたら、腕や首がやたらと痒い。
そして、大量の小さな赤い発疹が出来ていた。

なんじゃ、こりゃ?
確かにアブにたかられたけど、さすがにここまで刺されたとは思えない。
ムヒを塗った。 大概の虫刺されは、これで直る。

しかし、次の日も痒いままで酷くなっているような気もする。
アブでググっても、アブに刺されると、大きな赤い発疹が出来るようで、自分の場合とは違う。
虫刺されでググると、似たような赤い発疹が見つかった。
チャドクガの毛虫の毒針毛にやられたみたいだ。
しかし、ガも毛虫も見かけなかったけどなあ。 飛んでるガは見たかもしれないが。
この毛虫の怖い所は、毒針は長さ0.1~0.2mmほどしかなく、肉眼では見えない。
そして、その毒針が風に飛ばされて、人に付着することがあるということ。 それでやられる。
幼虫は5~6月と8~9月に主に発生する。 ツバキ科の植物を好むとのこと。
ヤブツバキなんて山ではよく見かけるからなあ。
山道を歩いている時に、ヤブツバキに触れて、チャドクガの毒針毛を浴びたのだろうなあ。
とんだ災難だ。

2週間ほど、痒みは続くらしいので、念のため、医者に行くことにした。
皮膚科で、飲み薬と塗り薬を貰う。 飲み薬まであるなんて、凄いな。
さすがに、数日で直った。

2か月前にマダニに咬まれるし、今年は虫の当たり年だ。
今まで、長年山に登ってきて、虫好きだった少年の頃も含めると、よくマダニやチャドクガにやられなかったなと、それが不思議なくらいだ。 それに、マダニやチャドクガの存在すら知らなかったし。
チャドクガは、普通に公園のツバキとかにもいるみたいだから、注意した方がいい。
マダニほどの脅威じゃないけど、腕一杯に赤い発疹が出来ると、ぎょっとする。 病気持ちみたいに見えるし。

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