長老ヶ岳 (4)  ~まとめ~

 京都府丹波にある、長老ヶ岳に登った(2014/07/17)。
丹波ICで降りて、27号線、51号線で北へ、45分ほどで、仏主へ、細くて落石があるが、舗装された林道を登って、
長老ヶ岳 003・管理棟駐車場 (640x480)
管理棟の広い駐車場に停めた。
長老ヶ岳 004・登山口 (640x480)
ここが、登山口。
長老ヶ岳 005 (640x480)
歩きやすい山道を登っていく。
長老ヶ岳 011・680mのあずま屋 (640x480)
尾根に出てから、しばらくゆるやかに登ると、680mの立派なあずま屋に到着。
ちょっと体調が悪いのか、もの凄い汗なので、ここで20分ほど休んだ。
7月も中頃になると、近畿の山では、暑すぎる。
できるだけ、北の山に来るんだけど。
長老ヶ岳 013・南西 (640x480)
西側に展望が開けている。
長老ヶ岳 017 (640x480)
ここは、少しワイルド。
長老ヶ岳 040 (640x480)
右が谷で、樹木が豊かで、右に少し湾曲した山道で、すごく感じがいい。
長老ヶ岳 046・740mのあずま屋への別れ (640x480)
750mのあずま屋への別れ。 右手に少し行くと、
長老ヶ岳 048・740mのあずま屋 (640x480)
あずま屋がある。 木に囲まれて、見晴らしがないので、休む気になれない。
先ほどの別れに戻って、そのまま登っていく。
長老ヶ岳 059 (640x480)
緩やかで、幅広い尾根道で実に歩きやすい。
樹木に見とれながら、歩くことができる。
自然林で、種類が豊富である。
長老ヶ岳 069 (640x480)
穏やかで、いい感じだ。
長老ヶ岳 112 (640x480)b
適度な密度で、樹木が生えていて、豊かさを感じさせる林である。
長老ヶ岳 111 (640x480)
やがて、雰囲気が変わって、植林の中の道となる。
長老ヶ岳 073・DDIの電波塔 (480x640)
DDIの電波塔が見えてくる。 頂上近くだ。
長老ヶ岳 075・DDI横の道路 (640x480)
DDIの建物横の道を少し歩いて、
長老ヶ岳 076・登山口 (640x480)
建物を回り込むと、道路の右手に登山道がある。
長老ヶ岳 077・長老ヶ岳頂上 (640x480)
ここから、頂上が見える。 見栄えがしないが。
長老ヶ岳 078 (480x640)
最後の急坂を登ると、
長老ヶ岳 106・西から山頂を振り返る (640x480)
山頂の広場が見えた。
長老ヶ岳 080 (640x480)
長老ヶ岳山頂に到着。
大きな岩と立派な石柱がある。

山頂は、見晴らしは開けているのですが、四方という訳ではない。
長老ヶ岳 081・山頂から北西 (640x480)
山頂から北西方面です。
長老ヶ岳 082・北 (640x480)
山頂から北方面です。
長老ヶ岳 083・北東(640x480)
山頂から北東方面です。
亡漠として、あまりぐっとくる眺めではない。
長老ヶ岳 087・南東 (480x640)
反対側の南東には、山あいの村が見える。
長老ヶ岳 096 (640x480)
昼飯を食べて、休んでいると、雷の音が聞こえてきて、暗い雲が広がってきた。
風が吹いてきて、気持ちが良い。
唯、雨にはならなかったので、ラッキーだった。
十分休んで、来た道を下山する。
長老ヶ岳 116・690あたりから西 (640x480)
これは、標高690mあたりから西方面の眺めです。
雲があちらに進んでいる。

駐車場に戻ってから、もう一つの観光スポット、「七色の木」に向かう。
車道を下っていく。
長老ヶ岳 125・竜王大権現の鳥居 (640x480)
竜王大権現の鳥居近くのスペースに車を停めて、「七色の木」に行く。
左手の道に入っていく。
長老ヶ岳 126・権現谷 (640x480)
沢沿いの道を、数分で、
長老ヶ岳 133 (480x640)
「七色の木」だ。 二つの沢の出会いの斜面に生えている。
カツラの木にスギ、カヤ、ケヤキ、カエデ、イロハモミジ、フジなどの樹木が共生した大木だ。
長老ヶ岳 132 (480x640)
木々が入り組んで、ややこしいことになっている。
長老ヶ岳 153 (480x640)
裏手から見ると、こんな感じ。

車に戻って、帰ることにする。
長老ヶ岳 157・仏主の集落からあずま屋? (640x480)
仏主の集落の道から山を仰ぐと、こんな感じ。
但し、尾根が見えるだけで、長老ヶ岳山頂は見えない。

 全体的に、すごく歩きやすい登山道で、初心者でも楽しめる山だと思う。
自然林が豊かで、良かった。

今回の長老ヶ岳の登山コースです。
map-c-route (640x558)

(コースタイム)
駐車場10:35 → 11:05 680mのあずま屋11:25 → 750mのあずま屋11:55 → DDIの電波塔12:30 → 12:40長老ヶ岳山頂13:25 → 750mのあずま屋14:00 → 14:15 680mのあずま屋14:25 → 駐車場14:40

長老ヶ岳の登山で出会った樹木を紹介します。

長老ヶ岳 014・モミ (480x640)
何だか、十字架みたいに、ピンと生えていたので。
モミの幼木です(A地帯)。
長老ヶ岳 016・モミ (480x640)
幹に直接、葉が生えてますね。
葉先が、二股なので、モミ。
長老ヶ岳 018? (480x640)
ソヨゴ。
長老ヶ岳 019? (640x480)
ソヨゴの平滑の樹皮。
長老ヶ岳 020? (640x480)
ソヨゴの葉。 縁が波打っている、主脈が明るいのが、ポイント。
長老ヶ岳 023・コナラ (480x640)a
コナラ。
長老ヶ岳 024・コナラ (640x480)
コナラの縦・裂の樹皮。
長老ヶ岳 025・コナラ (640x480)
コナラの葉。
先太りの葉。 葉柄が1cmあるので、ミズナラでなく、コナラ。
長老ヶ岳 027・ネジキ (480x640)
ネジキ。
長老ヶ岳 028・ネジキ (640x480)
ネジキの縦・裂の樹皮。 これは、ねじれが微妙。
長老ヶ岳 029・ネジキ (640x480)
ネジキの葉。 縁の波打ちと赤い枝も決め手。
長老ヶ岳 032・ミズナラ (480x640)a
ミズナラ。
長老ヶ岳 033・ミズナラ (640x480)
ミズナラの縦・裂の樹皮。
長老ヶ岳 034・ミズナラ (640x480)
ミズナラの葉。
先太りの葉。 葉柄が短いので。
長老ヶ岳 036・アカシデ (480x640)
アカシデ。
長老ヶ岳 037・アカシデ (640x480)
アカシデの縦・筋の樹皮。
長老ヶ岳 038・アカシデ (640x480)
アカシデの葉。
側脈は、8対と少ない。
長老ヶ岳 042・コハウチワカエデ (480x640)a
コハウチワカエデ(A地帯)。
長老ヶ岳 043・コハウチワカエデ (640x480)
コハウチワカエデの縦・筋の樹皮。
長老ヶ岳 044・コハウチワカエデ (640x480)
9裂。 葉柄の長さが葉身の2/3なので、ハウチワカエデでない。
長老ヶ岳 051・ウリハダカエデ (480x640)a
ウリハダカエデ(B地帯)。
長老ヶ岳 052・ウリハダカエデ (640x480)
ウリハダカエデの縦・筋の樹皮。 よく見ると、緑ががっている。
長老ヶ岳 053・ウリハダカエデ (640x480)
ウリハダカエデの葉。
3浅裂。 葉柄が2.5cm。 葉裏の脈脇に赤褐色の毛が固まっているので、ホソカエデでない。
長老ヶ岳 063・クリ (480x640)a
クリ(B地帯)。
長老ヶ岳 064・クリ (640x480)
クリの縦・裂の樹皮。
長老ヶ岳 065・クリ (640x480)
クリの葉。
この細長い鋸歯は、クリかクヌギかアベマキ。
鋸歯の先まで緑色だったので、クリ。
長老ヶ岳 133 (480x640)
これは、「七色の木」(地点C)。
カツラの木にスギ、カヤ、ケヤキ、カエデ、イロハモミジ、フジなどの樹木が共生している。
長老ヶ岳 139 (480x640)
このハート形の葉は、カツラかな。
長老ヶ岳 138 (640x480)
この葉は、カエデかイロハモミジ。
全部識別したかったけど、無理でした。

樹木の種類の多い、豊かな自然林の山でした。

樹木の地点です。
map-route-tree (640x558)

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