兵庫県にある須磨アルプスに登った(2015/03/05)。
鉢伏山から須磨アルプスに渡る縦走コース。
2号線を走ってきて、須磨浦公園駅の前にある駐車場に車を停めた。
須磨浦公園駅前のロープウェイ乗り場の左手の遊歩道から登る。
海をバックに山陽電鉄を1枚。
茶店の前を標識通り左手へ。
整備された遊歩道を登っていく。
穏やかな天気で、春近しという感じだ。
須磨の海水浴場が見える。
ロープウェイ山上駅に到着。
少し進むと、鉢伏山頂上だ。
突き進んで行く。
少し下る。
目の前がもう旗振山だ。
電波塔がある旗振山頂上手前。
ここが旗振山頂上。 茶店があるね。
ここは展望が良くて、明石大橋と淡路島が見える。
このあたりから、生い茂る照葉樹が印象的な尾根歩きとなる。
黒々とした幹が目に付く。
照葉樹がほどよく生えていて、案外背が高い。
この真ん中の道をひと登り。
鉄拐山頂上。
ここは、眺望がない。
下っていく。
公園みたいな所に出てくる。
須磨の海。
白く見えるのは、何だろう。
それが、美しいアクセントになっている。
おらが茶屋。
ここを通り過ぎると、
長~い激下りの石段。
目の前にこれから登る栂尾山が見える。
高倉台団地にたどり着いた。
高倉台団地を通り抜けて、まっすぐ行けば良かったんだが、前を歩いていたハイカーに釣られて、右に進んで、神戸女子大の前に出てしまった。
自信がなかったが、北上すると、
この陸橋を登ると、
標識があった。
道路沿いに左手に進んでいくと、
長~いまっ直ぐな階段が。
これが案外急でしんどかった。
展望台が見えてきた。
この展望台があるのが、栂尾山山頂だ。
展望が素晴らしい。
ここで昼食を食べる。
目の前に、登ってきた、鉢伏山~鉄拐山が見える。
遠くに見えるんだけど、実際は近い。
明石大橋も見える。
海に不思議な青黒い帯ができていた。
大きな波みたいだ。
横尾山へと尾根歩き。
木漏れ日で、道に不思議な斑模様が。
横尾山山頂に到着。
しばらく歩くと、露岩の尾根・馬の背と東山が見えてきた。
奥には、高取山が。
花崗岩の露岩で、黄色く見えるから目立つ。
アップダウンがあって、一旦鉄階段を下る。
振り返ると、荒々しい。
馬の背の標識が。
そこから狭い露岩となって、風が強くて吹き飛ばされないかと、慎重になった。
この写真は、渡った後、そこを振り返って撮った。
一息ついて、海を眺める。
東山山頂に到着。 眺望がいい。
振り返ると、横尾山。
その奥には、鉢伏山・旗振山が顔を覗かせている。
あそこから歩いてきたかと思うと、感慨深い。
進行方向には、高取山が。
この時は、まだこれから高取山に登るつもりでいた。
東山の解説板の右手から下る。
ヤブツバキの回廊を通り抜けていく。
高取山に行くつもりで、ここを一旦左手に行ったが、止めて、戻って右手を進んだ。
後で、高取山に行くとしても間違いだ、ということに気づくことになる。
ここを左手に下っていく。
人が住んでるような小屋みたいなのがあった。
ここが、板宿八幡分岐。
左手に行けば、禅昌寺。 そこから高取山に登るつもりだったのだが。
ちょっと時間が遅くなったのと、300mほどの高さだけど、また登るのかと少し疲労感があったので、やめることにした。
美しいヤブツバキの花。
桜も咲き始めていた。
やがて、板宿八幡に出た。
さらに、石段を下ると、住宅街に出た。
方向を見定めて歩いたり、人に聞いたりして、板宿駅に到着。
電車で、須磨浦公園駅に戻った。
黒い幹の照葉樹ウバメガシが生い茂る尾根歩きが印象的だった。
道幅が広いので、圧迫感がない。
須磨の海や、進むにつれて、前に後ろに、鉢伏山・旗振山・鉄拐山・栂尾山・横尾山・高取山と見れるので、その変化もいい。
そして、一転歩きにくくなり、荒々しい光景となる、花崗岩の露岩の尾根も良かった。
(コースタイム)
須磨浦公園駅11:25 → 鉢伏山頂上11:55 → 旗振山頂上12:05 → 12:20鉄拐山頂上12:25 → 高倉台団地12:50 → 13:25栂尾山山頂13:40 → 横尾山山頂14:00 → 14:35東山14:40 → 板宿八幡分岐15:15 → 板宿八幡15:30 → 板宿駅15:45
須磨アルプスの登山で出会った樹木を紹介します。
クロガネモチ(地点A)。
灰色白の樹皮。
葉裏の側脈が少し見える。
ヤマモモ。
白っぽく、縦じわのあるヤマモモの樹皮。
細長く先寄りで幅広いヤマモモの葉。
ヤマモモも混じる。
見事な主のようなウバメガシ(地点B)。
縦・裂の樹皮。
枝先に集まる、丸っこい葉。
これもウバメガシ。 見事な群落。
縦・裂の樹皮。
胴吹き芽の葉は、通常の葉と少し違うみたいだ。
これも見事なウバメガシの群落。
ウバメガシの群落がとても印象的だった。