滋賀県比良山系にある白滝山1022mに登った(2020/06/09)。
坊村の明王院奥の明王谷林道の車止め手前のスペースに駐車した。
コースは、明王谷林道を登って、伊藤新道登山口からワサビ谷を登って、ワサビ大滝へ。 滝の左脇から滝を巻いて、急な道をひたすら登って、白滝山山頂へ。 山頂から右手になだらかに下って、音羽池へ。 そして、長池へ。 また、音羽池に戻って、右に進んで、滝谷不動へ。 白滝谷を下って、牛コバへ。 林道を下って、駐車場に戻った。
明王谷林道の車止め手前のスペースに駐車した。
明王谷林道を登る。
右手の伊藤新道登山口に入る。
沢沿いに登って行く。
カツラの大木。
ここで左へ渡渉。
ワサビ大滝。
手前にトチノキの大木がある。
根元には滝の水が流れている。
滝の左少し手前から登る。
滝を巻いて、大滝の上の3段滝の手前を横切る。
植林の中をつづら折りに登って行く。
自然林の中、急坂を登って行く。
段々美しい新緑になっていく。
稜線に出て、右へ。
美しい自然林の中を歩くと、
白滝山山頂。 展望はない。
そのまままっすぐ進みかけたが、右手のこちらへ。
なだらかに下る。
平坦な地形が続くので、不安になるが、テープとYAMAPのGPSを頼りに進んでいく。
なだらかな所を進んでいくと
音羽池に到着。 道標があるので安心。
音羽池。 ここで昼飯を食べたが、少し陰気。 もう少し先の展望のある明るい所で食べたらよかった。
長池に向かう。 左右に池または涸れた池が見える。
進んでいく。
涸れかけた池。
低い稜線を進むと、
鉄塔に出会う。
唯一、展望のあった所。 ここで昼飯にすべきだった。
左手に下る。
長池が見えてきた。
池のほとりまで降りて、左手に回る。 音羽池よりずっといい。 ここまで来なくては。
水草の島が浮かんでいる。
左手に登って、行きとは違う近道を進む。 YAMAPのGPSがあるから大丈夫。
音羽池に戻って、右に進む。
踏み跡が色々あるけど、基本谷底を進む。
沢沿いを歩くと、
滝谷不動の祠が見えてきた。
滝谷不動前。 右手に下るのだが、その前に夫婦滝を見に左へ。
夫婦滝。 滝つぼまで降りれるみたいだけど、面倒なので戻って、坊村への下りに入る。
いきなり渡渉して、
右にもテープがあって、間違えたが、ここは左へ。
山腹の細い道を進んでいく。
大きな沢に出会った所で、白滝谷に下る。
白滝谷下ったら、また沢沿いを下る。
ここが、最初の大きな渡渉。
どうしても、一歩が水に浸かってしまう。
えいやっと渡ると、水に濡れていなかった。
また沢沿いを歩いて、
2度目の大きな渡渉。 ここは水に浸からずには、絶対無理。
用意して来たレジ袋を靴の上から履く。
右手の木の段組みの所を通った。
水に浸かるけど、比較的浅いので渡れる。
しばらく、歩くと、牛コバに出て、左へ林道を下って、戻った。
滝・池・沢を楽しむコースだった。
ワサビ大滝も長池も良かった。 白滝谷を下るのは、少し歩きにくくてしんどいかな。
(コースタイム)
駐車場9:35 → 伊藤新道登山口10:00 → 10:35ワサビ大滝10:45 → 11:50白滝山山頂11:55 → 12:05音羽池12:25 → 長池12:45 → 音羽池13:05 → 13:30滝谷不動13:40 → 14:15白髭淵14:20 → 牛コバ15:35 → 駐車場16:10
白滝山 で出会った樹木を紹介します。
・ヒメウツギ
対生で、葉先が長く尖り、細かい鋸歯があるヒメウツギの葉。
枝先の円錐花序に花をつけるヒメウツギの白い花。
・カツラ
暗灰褐色で、若木では平滑で、老木では。縦に裂け、やや剝れるカツラの樹皮。
ハート形~円形のカツラの葉。
・トチノキ
シワ状に浅く縦裂するトチノキの樹皮。
大型の掌状複葉でトチノキ・コシアブラ、または似たホオノキ。
小葉柄がないので、トチノキ。 ホオノキは全縁。
根元には、滝の水が流れていた。
・カマツカ
灰色で縦筋の入るカマツカの樹皮。
細かく鋭い鋸歯のカマツカの葉。
複散房花序で、白い小さな花で、円形のお碗状で5枚の花弁のカマツカの花。
新しい枝の先に花序がつく。
長池で見たコケ。
・ケナシヤブデマリ
灰黒色のケナシヤブデマリの樹皮。
毛が少なく、円形〜広卵形のケナシヤブデマリの葉。
装飾花は深く5裂して平開する。裂片は1個だけがとくに小さい、ケナシヤブデマリの白い花。