霊山(伊賀) (3)  ~まとめ : 見事なアセビの群落~

 三重県・伊賀にある霊山に登った(2015/04/02)。
名阪国道の上柘植ICで降り、20分ほどで、田代湖に到着、野外活動センターのゲート前の路肩スペースに車を停めた。
霊山 003 (640x480)
これは、麓の車道から見上げたところ。
霊山 008・野外活動センターのゲート前 (640x480)
野外活動センターのゲート前。 右手の路肩に車を停めた。
霊山 011・田代池 (640x480)
田代湖。 手前に大きな堤が広がっているのが、印象的。
左手に田代湖に周囲を歩く。
霊山 013・田代池の鯉 (640x480)
田代湖には、なぜか錦鯉がたくさんいた。
霊山 014・田代池河畔 (640x480)
田代湖に周囲を歩く。 
ここにもアセビがちらほら見られた。 後に嫌というほど見ることになる。
霊山 016・野外活動センター (640x480)
野外活動センターに出てきた。
前を少し通り過ぎて、
霊山 018・登山口 (640x480)
ここが登山口で左手に入る。
霊山 022 (480x640)
植林の中、木の階段を登っていく。
スギの箇所があったりヒノキの箇所があったりする。
霊山 026 (640x480)
木の間越しに青空が見えてきた。
もうすぐで、張り出し尾根だ。
風にざわめくスギの音が心地よい。
霊山 030・アセビの群落始まる (640x480)
標高680mぐらいかな。
この尾根の上から、アセビの群落が始まる。
霊山 039 (480x640)
アセビの大木。
これだけ、大きいのは珍しい。
霊山 042 (640x480)
小さな沢を渡る。
霊山 045 (640x480)
この辺りから、アセビの群落が本格化する。
ただ、アセビの花がちらほらとしか見られない。
満開と当たりをつけて来たのに。
遅かったのか?
霊山 047 (640x480)
異様に曲がりくねったアセビ。
これでも、枯れ木ではなく、ちゃんと生きている。
霊山 053 (640x480)
とてつもなく、くねくねしながら、枝を広げたアセビたち。
迫力あるよ。
霊山 060 (640x480)
やっと、満開のアセビを見つけた。
霊山 067 (640x480)
益々、アセビの林になってきた。
霊山 079・尾根分岐 (640x480)
やっと、霊山の主稜線に出た。
もうこの辺りは、見事すぎるアセビの大群落。
県の天然記念物に指定されるだけのことはある。
右手に進む。
霊山 086 (480x640)
鮮やかに満開のアセビ。
霊山 088 (640x480)
房状に小さな花がかわいい。
霊山 091 (480x640)
頂上への登り。
霊山 093 (640x480)
右手には、満開のアセビ群落。
ピンクのアセビも混じっている。
霊山 097・霊山頂上手前 (480x640)
左手に石段が現れ、これを登ると、
霊山 122 (640x480)
広々とした霊山頂上。
すこし窪地になっている。
正面には石室。
ここは、最澄による一大寺院があったらしい。
霊山 105・霊山頂上 (640x480)a
ここが、霊山頂上。
霊山 106・伊賀盆地 (640x480)
ここは、草地の斜面になっていて、北西の眼下には、伊賀盆地が広がっている。
これと似た感じの風景をどこかの山の山頂で見たのだが、思い出せない。
ここで、ベンチに座って昼飯を食べる。
霊山 107・雨乞山 (640x480)
雨乞山が見える。
霊山 113・霊山南峰と西教山少し (640x480)
南には、真近に霊山南峰が見える。
霊山 112・マイクロウェーブ中継施設 (640x480)
さて、大平池に下るコースから帰ることにする。
このマイクロウェーブ中継施設の右脇に、舗装道がある。
霊山 130・下山コース入口 (640x480)
10分ほど下ると、カーブミラーがあり、これが目印。
ここを右手に入っていく。
霊山 131 (480x640)
ここは、ゆるい尾根道。
右手には、植林。 左手には、アセビ。 ここにもあるよ。
霊山 134・左へ (640x480)
この分岐を左へ。 右でも多分戻れると思う。
霊山 137・右へ屈曲 (640x480)
下っていくと、ここで右へ屈曲する。
霊山 139・右へ (640x480)
下ると、右へ。
霊山 140・右へ (640x480)
ここを右手に少し登る。 左は林道のようだ。
霊山 144・右へ (640x480)
また、別れに来た。
木を跨いで、向こう側から振り返ると、立ち入り禁止と書かれている。
野外活動センターの活動範囲外ということで、危険な所は何もない。
さて、行き先表示がないので、判断に苦労する。
左かな、と思って、左へ行く。
これが間違いだった。
なかなか大平池に出ないな、と思っていたら、どうやら、大平池の南側をどんどん進んでいってしまったようだ。
あわてて、ここに戻ってくる。
そして今度は、右手に下る。
霊山 148 (480x640)
この階段を下って行くと、
霊山 149・大平池手前 (640x480)
木の向こうに大平池が見える。
ほっとした。
こういうスリルがあるのも、山の楽しみ。
霊山 150・大平池 (640x480)
大平池。 右手の池沿いを歩く。
霊山 159・大平池の堤下 (640x480)
大平池の堤に出て、下の林を覗く。

やがて、田代湖に出て、野外活動センターのゲート前に戻った。

 アセビ、アセビ、アセビで、アセビを満喫する山登りだった。
登るなら、今の満開の時期だね。
稜線のアセビが満開で、全体的な満開を楽しむなら、1週間ほど前がいいのかも知れない。
ただ、アセビの開花は、個体差が大きいらしいので、全部が咲くかどうかわからない。
アセビの幹や花を楽しめたし、中央が窪んだ独特の霊山頂上も面白かったし、頂上からの展望も良かった。
下山ルートも迷うところがあって、面白かった。

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今回の霊山(伊賀)の登山コースです。

(コースタイム)
野外活動センターのゲート前11:30 → 登山口11:45 → 尾根分岐12:30 → 12:40霊山山頂13:10 → 13:50分岐14:15 → 大平池14:20 → 駐車場14:45

霊山(伊賀)の登山で出会った樹木を紹介します。

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樹木の地点です。

霊山 068 (640x480)
アセビ(地点A)。
張り出し尾根から尾根の分岐あたりまでの広大な領域が、アセビの大群落だった。
くねるような枝に風情もあって、歩いていて楽しめた。
霊山 032・アセビ (640x480)
ねじれた縦・裂のアセビの樹皮。
霊山 033・アセビ (640x480)
枝先に集まった、小さな鋸歯のアセビの葉。
霊山 096 (640x480)
ピンクがかったアセビの花。
霊山 136 (640x480)
地点Aから離れた所だけど、アセビの実。
霊山 035・ヒサカキ (480x640)
ヒサカキ(地点B)。
霊山 036・ヒサカキ (640x480)
褐色かやや橙色の平滑なヒサカキの樹皮。
霊山 037・ヒサカキ (640x480)
鈍い鋸歯。
葉先が突き出て、わずかに凹む。
葉裏の葉脈の網目が目立つヒサカキの葉。
枝先に細長い冬芽がある。
霊山 098・ヤブツバキ (480x640)
ヤブツバキ(地点C)。
霊山 099・ヤブツバキ (640x480)
ヤブツバキの白っぽい平滑な樹皮。
霊山 100・ヤブツバキ (640x480)
細かい鋸歯、葉先が短く突き出ている、ヤブツバキの葉。
霊山 124・イヌツゲ (480x640)
イヌツゲ。
頂上にぽつんと生えていた。
アセビと共にイヌツゲも生息地として有名なようだが、イヌツゲはあまり見かけなかった。
まるで、イヌツゲがアセビに淘汰されたようだった。
霊山 125・イヌツゲ (640x480)
皮目が点在するイヌツゲの樹皮。
風格を感じる。
寺院があったころから、生えていたのだろうか。
霊山 126・イヌツゲ (640x480)
楕円形で低い鋸歯のイヌツゲの葉。
似たツゲは、全縁で対生。

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