額井岳 (4)  ~まとめ~

 奈良県宇陀市にある、額井岳に登った(2014/09/13)。
針ICで降りて、369号線で南下、15分ほどで着いた。

額井岳 006・十八神社 (640x480)
 十八神社の鳥居が見えるあたりに、車を3~4台停められるスペースがある。
額井岳 002 (640x480)
少し下ったところから見た額井岳。
額井岳 007 (640x480)
透き通った空と雲が美しい。
額井岳 011 (640x480)
鳥居越しに見た南方の穏やかな山並み。
額井岳 013 (640x480)
鳥居の前の道を西に進み、ヒノキの植林の中を登っていく。
額井岳 014・林道出会い (480x640)
わりとすぐに、林道に出会う。
額井岳 015・林道から登山道へ (640x480)
林道を歩いて、ちょっとで、右に登山道に入る。
額井岳 018 (640x480)
相変わず、ヒノキの植林が続く。
奈良は、植林が多い。
額井岳 020・峠 (640x480)
尾根の上に出た。 峠に到着。
額井岳 023 (480x640)
植林に自然林が混じってきて、登山道らしくなってきた。
額井岳 029 (640x480)
頂上手前で、濃い植林となって、
額井岳 030・額井岳頂上 (640x480)
額井岳頂上に到着。 小屋がある。
ここで、昼食。
木が茂っていて、展望は2方向のみ。
額井岳 033 (640x480)
南方向の山並み。
額井岳 036・頂上から貝ケ平山 (640x480)
ちょっと視界が遮られているが、貝ケ平山が見える。
貝を伏せたような感じからの名前かな。
額井岳 038・祠 (480x640)
小さな祠。
額井岳 042 (640x480)
見上げると、枯れ木に、秋の鱗雲が美しい。
額井岳 045 (480x640)
戒場山に向かって、東へ下っていく。
額井岳 049・反射板 (640x480)
コブを越えていくと、右手に反射板が現れる。
少し、これから向かう戒場山が見える。
額井岳 053・苔むした岩多し (640x480)
なぜか、このあたりだけ、苔むした岩が多い。
額井岳 076 (480x640)
この北へ伸びる尾根道は、色々な雑木が生えていて、感じがいい。
額井岳 077・尾根から北東へ (640x480)
ここから尾根を外れ、北東へ下っていく。
額井岳 078 (640x480)
猛烈な植林の中を下る。
額井岳 090・戒場峠 (640x480)
やがて、戒場峠に到着。
額井岳 093 (640x480)
植林と自然林の山道を登っていく。
額井岳 095 (640x480)
平らな植林の頂上。
額井岳 096・戒場山頂上 (640x480)
戒場山頂上の標識。 少し休む。
額井岳 098・コル手前 (480x640)
東へと下っていく。
コルになっていて、前に見える標識を右手に行く。
額井岳 104 (640x480)
谷に降りて、谷を下って、しばらくで、
額井岳 108・林道出会い (640x480)
林道に出た。
額井岳 116 (640x480)
すぐに、戒長寺に到着。
ここのホオノキとイチョウは、見ごたえがある。
額井岳 121・戒長寺の石段 (480x640)
戒長寺の石段を下っていく。
このまま降りてもいいんだけど、途中で左手の舗装道を歩くことにする。
額井岳 128・戒場山 (640x480)
振り返ると、なだらかな戒場山が見える。
額井岳 132 (640x480)
道を西へ進んでいくと、額井岳が見える。
この写真ではわかりにくいが、左のピークの中腹に反射板が見える。
額井岳 138 (640x480)
棚田に、稲穂が黄色に輝いて美しい。
丁度、稲刈りを始めたようだ。
額井岳 142・山部赤人の墓 (480x640)
途中の道端に、歌人・山部赤人の墓があった。

しばらく歩いて、車のところに戻ってきた。

秋の訪れを感じる、登山であった。

今回の額井岳の登山コースです。
map-route-c (640x555)

(コースタイム)
十八神社11:10 → 11:50峠11:55 → 12:10額井岳頂上12:45 → 戒場峠13:50 → 14:10戒場山頂上14:25 → 14:50戒長寺15:00 → 山部赤人の墓15:25 → 十八神社15:35

今回の登山コースでは、コルが多かったので紹介したいと思います。
コルとは、山と山をつなぐ低い場所のこと。鞍部です。

map-route-m (640x555)

(地点A)
明瞭に凹んでいる訳ではないですが、コル地形になっています。
額井岳 079 (480x640)
西側からコルを見下ろした写真。
額井岳 080・小コル670 (640x480)
コルのほんの少し西手前。
額井岳 081・南東側 (640x480)
コルの南東側。 地形図でわかるとおり、急激に落ち込んで、谷を形成している。
額井岳 082・北西側 (640x480)
コルの北西側。 地形図でわかるとおり、緩やかに下っている。

(地点B)
額井岳 090・戒場峠 (640x480)
戒場峠。 コル地形になっています。
右手が西側。 こちらに下ってきています。
額井岳 091・戒場峠から見た北 (640x480)
コルの北側。 地形図でわかるとおり、とても緩やかに下っている。
額井岳 092・戒場峠から見た南 (640x480)
コルの南側。 地形図でわかるとおり、とても緩やかに下っている。

(地点C)
小さなコル地形になっています。
額井岳 097・コル手前 (640x480)
コル西側手前からコルの写真。
額井岳 099・コルから見た北 (640x480)
コルの北側。 地形図でわかるとおり、とても緩やかに下っている。
額井岳 100・コルから見た東 (640x480)
コルの東側。 地形図でわかるとおり、小さなピークへ向かって登りです。
額井岳 101・コルから見た西 (640x480)
コルの西側。 地形図でわかるとおり、小さなピークから下ってきた。
額井岳 102・コルから見た南進路 (640x480)
コルの南側。 地形図でわかるとおり、谷への下りです。

地形図から湧くイメージと実際のその場での見え方が、一致するようになれば、面白いんだけど。
その練習のため、紹介していきたいと、思います。

額井岳の登山で出会った樹木を紹介します。

額井岳 025・クリa (480x640)
クリ(地点A)。
額井岳 028・クリa (640x480)
クリの縦・裂の樹皮。
額井岳 024・クリ (640x480)
これで、葉を見るまでもなく、クリ。
額井岳 043・杉 (480x640)
殆ど、ヒノキの植林だけれど、頂上のみ、杉の古木が見られた(地点B)。
額井岳 048 (480x640)
花みたいなキノコ。
額井岳 060・コナラa (480x640)
コナラ(地点C)。
額井岳 061・コナラ (640x480)
コナラの縦・裂の樹皮。
額井岳 058・コナラ (480x640)
先太りの葉。 葉柄が1cmあるので、ミズナラでなくコナラ。
額井岳 063・アセビ (480x640)
アセビ(地点D)。
額井岳 064・アセビ (640x480)
ややねじれたの縦・裂の樹皮。
ネジキと似るが、葉が、ネジキは全縁、アセビは鋸歯。
額井岳 066・ソヨゴa (480x640)
ソヨゴ。
額井岳 067・ソヨゴ (640x480)
平滑の樹皮。 地衣類か藻類がついて橙色になっている。
額井岳 068・ソヨゴ (640x480)
サカキやモチノキに似るが、側脈がわりと見えるので、ソヨゴ 。
本当はよくわからなかったので、樹木鑑定サイト「このきなんのき」で、教えてもらいました。
額井岳 072・ケヤマハンノキ (480x640)
ケヤマハンノキ。
額井岳 073・ケヤマハンノキ (640x480)
平滑の樹皮。 横長の皮目。
額井岳 074・ケヤマハンノキ (640x480)
葉は、重鋸歯。
ウラジロノキと似るが、樹皮がウラジロノキは縦・筋、ケヤマハンノキは横・筋。
葉裏の主脈基部の全体に毛があるので、ヤマハンノキではなく、ケヤマハンノキ。
額井岳 083・ソヨゴ (480x640)
これもソヨゴ(地点E)。
額井岳 084・ソヨゴ (640x480)
平滑の樹皮。
額井岳 085・ソヨゴ (640x480)
ひこばえだけど、ソヨゴの葉。
額井岳 109・戒長寺のホオノキ (480x640)
戒長寺のホオノキ(地点F)。 樹齢 300年以上。 凄い。
額井岳 111・戒長寺のホオノキ (480x640)
正面から見るホオノキ。
額井岳 110・戒長寺のホオノキ (640x480)
この葉を見ると、ホオノキと思える。
額井岳 115・戒長寺のイチョウa (480x640)
戒長寺のイチョウ。 樹齢は約300年。
額井岳 117・戒長寺のイチョウ (480x640)
気根が凄い。
額井岳 123・アジサイ (640x480)
額井岳 124・アジサイ (640x480)
額井岳 125・アジサイ (640x480)
戒長寺の色とりどりのアジサイ。
アジサイは土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わり、一般に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になると言われている。
白い花は中性かな。 互いに近くなのに、なぜこうもpHが違うのだろう。
額井岳 137・コスモス (640x480)
道端のコスモス(地点G)。

樹木の地点です。
map-route-tree (640x555)

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