八ヶ峰 (4)  ~まとめ~

 八ヶ峰の登山記のまとめです。

 丹波と若狭の境にある、八ヶ峰に登った(2014/09/19)。
京都南ICで降りて、162号線・通称周山街道で美山へ、38号線から脇道で知見へ。
山道が多いかと思いきや、走りやすい道で助かった。 2時間で到着。
道の突き当たりが登山口。車2、3台分のスペースがある。
八ヶ峰 001・知見谷川 (640x480)
道の突き当たり付近。 ここまで民家がある。
八ヶ峰 002・登山口 (640x480)
登山口。 ここから登っていく。
八ヶ峰 004 (640x480)
杉の植林を抜けると、自然林の歩きやすい登りとなる。
八ヶ峰 013・平坦500 (640x480)
標高500m辺りで、平坦な場所に出る。
ここから、道は緩やかになる。
八ヶ峰 015 (640x480)
樹林の中、登る。
八ヶ峰 017・平坦545 (640x480)
また、平坦な場所に出る。
八ヶ峰 020 (480x640)
大きな木が生えていて、印象的。
八ヶ峰 022 (640x480)
ゆっくり登っていく。
八ヶ峰 028・スキー場跡 (640x480)
広々とした所に出た。
八ヶ峰 030 (640x480)
機械の残骸がある。
ここが、スキー場跡のようだ。
ここを通り抜けて、
八ヶ峰 037 (640x480)
緩やかに登っていく。
八ヶ峰 039・観測所 (480x640)
右手の木の間に、観測所が見えた。
八ヶ峰 040・観測所 (640x480)
観測所でぐるっと回る。
まっすぐで、緩やかな道になる。
八ヶ峰 043 (640x480)
北西の峰が木の間に見えてくる。
八ヶ峰 112・右へ尾根665 (640x480)
ここを少し右手に上がると、
八ヶ峰 053 (640x480)
尾根の上の出て、平坦な道。
八ヶ峰 057・石碑 (640x480)
何だろう。 念仏?が書かれた石碑に出会う。
尾根を右手に逸れていき、少し薄暗い道に入っていく。
八ヶ峰 061・知見坂峠 (640x480)
知見坂峠に到着。
尾根の上に出た。
尾根の向こう側に降りれて、峠と言えると思うんだけど、向こうへの下りはない。
少し、休憩。
八ヶ峰 062 (640x480)
実に感じのいい、豊かな樹林。
八ヶ峰 097 (480x640)
鉄塔に到着。
写真は、帰りに撮った奴。天気が下り気味。
八ヶ峰 069・鉄塔から北 (640x480)
若狭方向に広がる山並み。
八ヶ峰 073・最後の登り (480x640)
ひとコブ越えて、最後の登り。
八ヶ峰 074・八ヶ峰頂上 (480x640)
八ヶ峰頂上に到着。
八ヶ峰 075・八ヶ峰頂上 (640x480)
ほどよいスペースのある頂上。
赤松が生えていて、下草があって、少し庭園っぽい雰囲気がある。
八ヶ峰 077・若狭湾 (640x480)
何と言っても、北側の若狭湾の眺めが美しい。
この景色を眺めながら、昼飯を食べる。
八ヶ峰 079・若狭湾と双耳峰の青葉山 (640x480)
左手の双耳峰は、青葉山。
青葉山は、登ったことがある。
これだけくっきり双耳峰に見えるんだ。
八ヶ峰 082・東 (640x480)
こちらは、東側の展望。

時間があるので、じっくり展望を楽しんでから、来た道を下山した。

道は広く、ゆったりして、歩きやすい。
何より、樹林の種類が豊富で、豊かだ。
木々を見て、楽しむ登山。

八ヶ峰 127 (640x480)
帰り道で、車から降りて撮った八ヶ峰?、だと思う。

 今回の八ヶ峰の登山コースです。
m1-route-c

(コースタイム)
登山口11:25 → スキー場跡12:05 → 12:35知井坂12:45 → 13:05八ヶ峰頂上13:40 → 知井坂14:05 → 14:35スキー場跡14:40 → 登山口15:05

 八ヶ峰の登山で出会った地形を地形図と共に紹介します。
m1-r
水色:谷、緑色:尾根

 地点Aの平坦部です。
等高線が急に広がっています。
八ヶ峰 011 (640x480)
登山道の左手に谷が来ています。
八ヶ峰 013・平坦500 (640x480)
前方に平坦部が広がっています。
八ヶ峰 014・谷を振り返る (640x480)
平坦部から振り返ると、登ってきた道と、ここで谷が終焉するのがわかります。

地点Bの平坦部です。
八ヶ峰 017・平坦545 (640x480)
前方に前方に平坦部が広がっています。
八ヶ峰 018 (640x480)
さらに前に進んで、道は左へと曲がっています。
左手に谷が切れ込んでいます。
八ヶ峰 021・平坦545 (640x480)
平坦部の奥で谷が終焉しています。
八ヶ峰 019 (480x640)
振り返ると、狭い谷です。

地点Cの平坦なスキー場跡です。
八ヶ峰 028・スキー場跡 (640x480)
ここは、地形図からもわかるように、地点A,Bより広い平坦部です。
八ヶ峰 124 (640x480)
東に平坦部を通り抜けて、振り返って見た光景です。

地点Dの尾根の大曲りです。
八ヶ峰 038 (640x480)
尾根の先に観測所があり、右手の木の間に見えます。
尾根を右手に進んでいます。
先でぐるっと回ると、
八ヶ峰 040・観測所 (640x480)
今度も右手に尾根を見ながら進みます。

地点Eでは、北に進みながら、尾根を斜めに乗り越えていきます。
八ヶ峰 051 (640x480)
右手に尾根を見ながら進みます。
八ヶ峰 112・右へ尾根665 (640x480)
ここで、右手に少し登って、尾根の上に出ます。
八ヶ峰 053 (640x480)
尾根の上の平坦な道です。
八ヶ峰 057・石碑 (640x480)
この石碑の辺りで、
八ヶ峰 058 (640x480)
道は下りとなり、尾根を乗り越えたことになります。
この先に、
八ヶ峰 060・知見坂峠 (640x480)
知見坂峠があります。
まさに鞍部に乗り上げようとしています。

八ヶ峰の登山で出会った樹木を紹介します。
m1-route-tree
樹木の地点です。

八ヶ峰 007・モミ (480x640)
モミ(地点A)。 ところどころで見られた。
八ヶ峰 008・モミ (480x640)
モミの網・裂の樹皮。
八ヶ峰 009・モミ (640x480)
葉軸が茶色なので、モミ・ツガ・トウヒ。
葉先が二叉なので、モミ。
八ヶ峰 027・コナラa (480x640)
コナラ(地点B)。
八ヶ峰 026・コナラ (480x640)
コナラの縦・裂の樹皮。 
この感じの樹皮は、コナラ・ミズナラ・クリ・クヌギ・アベマキ。
八ヶ峰 025・コナラ (640x480)
先太りの葉でコナラ・ミズナラ。 葉柄が1cmあるので、コナラ。
八ヶ峰 024 (640x480)
コナラの林(地点B)。
八ヶ峰 032・ウリカエデ (480x640)
ウリカエデ(地点C)。
八ヶ峰 033・ウリカエデ (640x480)
緑色の縦・筋の樹皮で、ウリカエデ・ウリハダカエデ。
八ヶ峰 034・ウリカエデ (640x480)
浅い切れ込みの3分裂でウリカエデ。
八ヶ峰 044・ブナa (480x640)
ブナ(地点D)。
八ヶ峰 045・ブナ (640x480)
ブナの灰色で平滑の樹皮。
八ヶ峰 046・ブナ (640x480)
葉の縁が波形。 葉の下よりで太い。
側脈が7~11対。 冬芽が細長くて尖っている。

八ヶ峰 115 (640x480)
これもコナラの林(地点E)。
八ヶ峰 054・コシアブラa (480x640)
コシアブラ(地点F)。 中央の少し細い木。
灰白色で平滑の樹皮。
八ヶ峰 055・コシアブラ (640x480)
5枚の掌状複葉で、コシアブラ・トチノキ。
先が糸状の鋸歯で、コシアブラ。
八ヶ峰 064・ウリハダカエデa (480x640)
ウリハダカエデ(地点G)。
八ヶ峰 065ウリハダカエデ (640x480)
樹皮は、灰褐色で縦に浅く裂けている。
若木は緑色だが、成木は灰褐色。
八ヶ峰 066ウリハダカエデa (640x480)
葉裏の脈上に赤褐色の毛があるのでウリハダカエデ、無毛ならホソエカエデ。
八ヶ峰 092・クリa (480x640)
クリ(地点H)。
八ヶ峰 094・クリ (640x480)
クリの縦・裂の樹皮。
この感じの樹皮は、コナラ・ミズナラ・クリ・クヌギ・アベマキ。
八ヶ峰 093・クリ (640x480)
細長い葉で、クリ・クヌギ・アベマキ。
鋸歯の先まで緑色でクリ。 クヌギ・アベマキは、鋸歯の先は緑色が抜けている。
八ヶ峰 103a (480x640)
コハウチワカエデ。
八ヶ峰 104・コハウチワカエデ (640x480)
樹皮は、灰青褐色で滑らかだが、立てに筋が入る。
八ヶ峰 105・コハウチワカエデa (640x480)
9分裂。
八ヶ峰 108・イヌシデa (480x640)
イヌシデ。
八ヶ峰 109・イヌシデ (640x480)
樹皮は、灰褐色で滑らかだが、立てに筋が入る。
八ヶ峰 110・イヌシデ (640x480)
葉柄に毛があるので、アカシデでなく、イヌシデ。

 縦・裂の樹皮の木が多く見られ、確認できたのは、コナラとクリだった。
コナラ林は美しかった。
 また、灰褐色で縦・筋または縦に浅く裂けている樹皮の木も多く見られた。
この場合、当て嵌る木の種類が多いので、同定が難しい。
ウリハダカエデ、コハウチワカエデ、イヌシデが確認できた。
 灰色で平滑の樹皮だと、ブナとコシアブラが確認できた。

 自分が山で見てきた印象では、丹波・丹後あたりでは、樹林が美しい。
自然林でも、密生することなく、ほどよい間隔で生えているのが、美しく感じる要因かもしれない。
そして種類が多く、生き生きとして見える。

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