和歌山県田辺市と奈良県吉野郡十津川村との県境にある護摩壇山1,372 mに登った(2017/05/19)。
京奈和道のかつらぎ西ICから480号線で南に高野山へ、大門前を通り過ぎて、高野龍神スカイラインをずっと南へ、ごまさんスカイタワーの少し先の森林公園入り口の駐車場に停めた。
ごまさんスカイタワーでトイレへ。
これから登る護摩壇山と龍神岳。
ごまさんスカイタワーの少し先にある森林公園入り口の広大な駐車場。
護摩壇山と森林公園遊歩道を両方歩くとなると、こちらの方が距離が短い。
森林公園入り口の反対側に護摩壇山への登山口がある。
護摩壇山へ向かって歩く。
少し登ると、
護摩壇山頂上。
見晴らしはあまりない。
頂上の標識。
少し先の龍神岳に向かう。
緩やかな尾根を歩いていく。 ここの新緑はとても気持ち良かった。
テレビ塔がある龍神岳の頂上。
頂上の標識。
ここは見晴らしがいい。 北側を除いて。
ここで昼飯を食べる。
先ほどの護摩壇山。
南側は果てしない山々。
これから行く林間広場が見える。
完全に山を切り開いてるね。
森林公園入り口に戻ってきた。
左の階段を登って行く。
右の舗装された林道を歩くのは、面白くない。
新緑の中を緩やかに登って行く。
気持ち良い新緑。
シロヤシオがちらほら咲いていた。
満開は、1~2週間先かな。
新緑の尾根を歩き、少し登ると、展望塔があったピークに到着。
少し下ると、
別れに。 左から下ってきて、前に進んで行く。
森林公園入り口の右手の林道の続きに出た。
林道をしばらく歩く。
道のわきにシャクナゲが咲いていた。
綺麗だね。
林間広場に到着。
ここから、護摩壇山と龍神岳が見える。
さて、森林公園入り口へ戻ることにする。
このスカイラインへの道の入り口に入る。
山腹の道を歩いていく。
分岐には、標識がしっかりとあるので、迷うことはない。
突き出た尾根に展望棟があった。 さして展望は良くない。
植林の中を歩いていく。
所々、シャクナゲが咲いていて、目を楽しませてくれる。
やがて、自然林に代わる。
途中、何か所か谷を横切る。
新緑が実に気持ちいい。
ここは歩くべきだね。
谷があるのだが、陰湿な感じはない。 涼しい風が吹いてきて、爽やか。
ここは、少し濃密。
モミ・ツガの林を抜けて、
分岐に。
迷ったのだが、間違えてここをまっすぐ進んだ。
惰性で進んでしまうんだよな。 地図を見て、間違いに気づいてここに戻って、左に登って行く。
少し、急登を登ると、スカイライン展望所が見えてきた。
すぐで、スカイラインに出た。 これは振り返って撮った写真。
出て、左に15分ほど歩いて、森林公園入り口の駐車場に戻った。
シロヤシオとシャクナゲを楽しみに来たんだが、もう1~2週間後の方が、満開だったかもしれない。
それでも楽しめたし、新緑がとても気持ち良かった。
さすが、高野山のさらに山奥だけのことはある。
今回の護摩壇山 の登山コースです。
(コースタイム)
森林公園入口10:55 → 護摩壇山頂上11:10 → 11:25龍神岳頂上11:45 → 森林公園入口12:15 → 12:50展望塔があったピーク12:55 → 13:25林間広場13:35 → 展望棟13:50 → スカイライン出会い15:10 → 森林公園入口15:25
護摩壇山の登山で出会った樹木を紹介します。
樹木の地点です。
ハウチワカエデ(地点A)。
ハウチワカエデの樹皮。
9~11裂で、オオモミジ・コハウチワカエデ・ハウチワカエデ。
重鋸歯が大ぶりで鋭いので、ハウチワカエデ。
葉裏の基部に白い綿毛。
葉柄が短くて毛が多い。
リョウブ。
斑のリョウブの樹皮。
細かい鋸歯のリョウブの葉。
葉が枝先に集まる。
萌え立つ新緑がとても美しい。
ミツバツツジ。
ミツバツツジの樹皮。
葉先が三角形状にやや長く尖るミツバツツジの葉。
オシベの数がミツバツツジ類では唯一の5本。
シロモジ。
灰褐色で平滑、小さい円形の皮目が多い、シロモジの樹皮。
3裂で切れ込みの基部に丸い隙間があるシロモジの葉。
葉芽の両側又はそのまわりに数個つく黄色の小さなシロモジの花。
新緑がとても美しい。
こちらも別の場所のシロモジ(地点B)。
灰褐色で平滑、小さい円形の皮目が多い、シロモジの樹皮。
3裂で切れ込みの基部に丸い隙間があるシロモジの葉。
シロヤシオ。
網目状にはがれるシロヤシオの樹皮。
枝先に5枚の葉が束生するシロヤシオの葉。
葉先が鈍く、腺がある。
白いシロヤシオの花。
白いシロヤシオの花。
ブナ。
ブナの灰色で平滑の樹皮。
葉の縁が波形のブナの葉。
葉の下よりで太い。
側脈が7~11対。
シャクナゲ(地点C)。
シャクナゲの樹皮。
長い楕円形で枝先に垂れてつくシャクナゲの葉。
紅紫色のシャクナゲの花。
花冠は7裂し、雄しべは14本。
ヒメシャラ(地点D)。
橙色で斑のヒメシャラの樹皮。
葉脈の網目が目立たないヒメシャラの葉。
ハウチワカエデ。
ハウチワカエデの樹皮。
9~11裂で、オオモミジ・コハウチワカエデ・ハウチワカエデ。
重鋸歯が大ぶりで鋭いので、ハウチワカエデ。
葉裏の基部に白い綿毛。
葉柄が短くて毛が多い。
サワグルミの群落。
サワグルミ。
灰色での縦・裂のサワグルミの樹皮。
羽状複葉
小葉が基部で狭まり、左右非対称のサワグルミの葉。
鋸歯が細かくて鋭い、葉裏の葉軸に毛が少なめでオニグルミでなくサワグルミ。
ツガ。