五台山から五大山へ縦走(丹波) (3) ~まとめ : ヒカゲツツジの岩稜を歩く~

 兵庫県・丹波の五台山655mから五大山へ縦走した(2017/04/20)。
春日ICから北近畿道に入って氷上ICで降りて、北上、独鈷の滝へ道標に従い右折、香良病院の先の登山口駐車場に車を停めた。 20分くらい。

 香良から五台山へ沢沿いを登り、小野寺山・鷹取山・美和峠・愛宕山・五大山と縦走して、美和峠に戻り、香良へ下山した。


広い登山口駐車場。
右の車道を歩いていくと、すぐで、

右手に岩滝寺。

左手に進みそうになったが、右手の石段を登って行く。

左手に、独鈷の滝。 なかなか立派な滝だ。

この別れは、右なのだが、左に行ってみる。

木の間越しに不二の滝が見える。 この滝も立派な滝だ。

すぐ、登山道が流されて、なくなっていた。

先ほどの別れに戻って右へ、そしてこの別れを左へ。
右は美和峠へ。 帰りは、右から戻ってきた。

小さな尾根を越えて、沢に下る。
正面の沢に入って行く。

何回か、こういう丸太を渡る。

なかなか、沢が綺麗だ。

沢から離れて登ると、林道に出会う。
ここを左へ。 

すぐ登山道に戻って、登って行く。

稜線に出た。 小峠に到着。 ここで一休み。
右へ。

ここは道なりに右へ。

五台山と小野寺山の間のコルに出た。
ここを左へ五台山に向かう。

少し登ると、

仏像がある五台山頂上に到着。

このテラスからの見晴らしが素晴らしい。
ここで昼飯を食べる。

南から西にかけての素晴らしい展望。

この後登る鷹取山。

手前の稜線を歩いた後、向こうの二つのピーク愛宕山・五大山に向かう予定。

先ほどのコルに戻って、まっすぐ。

小野寺山頂上。

ここの展望も素晴らしい。
桜がまだ咲いている。

下って行く。

右手から林道が合流してくる。
これは、小峠の手前で出会った林道かな。
やがて、林道は右手へと離れて行くが、このまま稜線を進んで行く。

登りとなって行く。
そして、鷹取山頂上手前が急登になった。
踏み跡がなくなって、滑りやすくて、這うようにまでなった。 意外な難所。
ただ、気付かなかったが左端に少し歩きやすい踏み跡がついていたようだ。

鷹取山頂上。

ここも眺望がすばらしい。

左端にぎりぎり五台山が見える。

下って行くと、

美和峠に到着。
ここは、まっすぐ。 帰りはここを右へと行く。

また登り。

木の間越しに、愛宕山・五大山が見える。

分水界の径という標識が良く出てるが、それに従って歩いていく。
ここは、左へ。

ここから岩稜歩きになる。
そして、ここは、一番のなかなかの急登。

そして、左の岩稜の壁に、薄黄色のヒカゲツツジの群落が見える。
岩稜と共に、ヒカゲツツジが見られるようになってくる。

急緩の登りを繰り返して、

愛宕山山頂に到着。
愛宕大明神を祀った社がある。

永郷池が見える。

目の前に五大山。 一旦下って、登り返す。

ヒカゲツツジの大群落、満開だ。
紅いツツジもいいアクセントになっている。

この淡い黄色がいい。

いいね、ヒカゲツツジは。

五大山頂上にやっとこさ到着。 結構長かった。

南側の景観。 ここの稜線は、どの山頂も展望が素晴らしい。
さて、戻ることにするか。

見事なヒカゲツツジ。
五大山頂上周辺は、ヒカゲツツジの大群落だ。
しんどくても、ここまで、来ないとダメだな。

愛宕山に向かう。

美和峠に戻ってきた。 一休みして、左へ。

植林の中を下って行く。

山腹沿いを下って行く。

豪雨による崩壊箇。 この先にもう一か所あった。

植林の中、下って行く。

 五台山と美和峠の別れに戻ってきた。
あとは、来た道を戻った。

 なかなか長時間の歩きとなった。
五台山までの沢も綺麗だったし、稜線に並ぶ山々からの展望も素晴らしかった。
愛宕山・五大山の岩稜歩きは、一転アルペンチックになったが、ヒカゲツツジの大群落が目を楽しませてくれた。 こんな大群落は、他では見られないんじゃないかな。 良かった。


今回の五台山 の登山コースです。

(コースタイム)
駐車場9:55 → 10:10五台山・美和峠分岐10:20 → 11:25小峠11:35 → 12:05五台山12:30 → 小野寺山12:40 → 13:35鷹取山13:45 → 美和峠14:00 → 14:45愛宕山14:50 → 15:10五大山15:15 → 15:35愛宕山15:40 → 16:20美和峠16:25 → 五台山・美和峠分岐17:00 → 駐車場17:15

五台山の登山で出会った樹木を紹介します。

樹木の地点です。

ヤマブキ(地点A)。
寺の前だったので、植栽だろうけど、ヤマブキ色がとても鮮やかだったので。

長く伸びる葉先、鋭い重鋸歯が目立つヤマブキの葉。
緑色のヤマブキの枝。

5枚の花弁で山吹色のヤマブキの花。

クロモジ(地点B)。

灰褐色または黒緑色で、丸いか縦長の皮目があるクロモジの樹皮。

葉の展開と同時に、小枝の節に散形花序を出し、淡黄緑色の小さな花を多数付けるクロモジの花。
枝が緑色。
葉が枝先に集まっているクロモジの葉。
葉先がやや鈍い。

ヒカゲノカズラ(地点C)。 マンネンスギかと思ったら、違った。

小野寺山頂上手前にシャクナゲの群落があった(地点D)。

シャクナゲ。

シャクナゲの枝。

長い楕円形で枝先に垂れてつくシャクナゲの葉。
枝先に大きな花芽がある。

コバノミツバツツジ(地点E)。

コバノミツバツツジの樹皮。

3枚の葉が束生するコバノミツバツツジの葉。

葉の展開前又は同時に開花する。
コバノミツバツツジの雄しべは10個、5個の雄しべは短い。

タムシバ(地点F)。

灰色~灰褐色で、皮目が多く縦に並ぶ、タムシバの樹皮。
時にコルク質の突起がある。

6枚の花弁の白い花。 
花の下に葉がないので、コブシではなく、タムシバ。

ヒカゲツツジ(地点G)。
五大山頂上周辺は、ヒカゲツツジの大群落だった。

ヒカゲツツジの樹皮。

細長い楕円形で、葉柄の短い、葉裏に黄~褐色の腺点があるのヒカゲツツジの葉。

ヒカゲツツジの薄黄色の花。

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