堂山・笹間ヶ岳 (3) ~まとめ :変化に富んだコース~

 滋賀県の湖南アルプスの堂山・笹間ヶ岳に登った(2019/05/03)。

石山ICから、瀬田川東沿いを南下して東へ、田上枝公園駐車場に車を停めた。 

コースは、天神川沿いを遡って、途中渡渉して沢沿いを登って、稜線に出て西側から堂山頂上へ。東にアルペンチックな稜線を歩いて、阿弥陀河原へ。若女谷を下って、迎不動に。 道路を少し西に下って、富川道分岐から富川道を登って、御仏河原。大谷河原を通って、笹間ヶ岳頂上へ。 西に稜線を下って、途中北に下って、新茂智神社に下山した。 そこから道路を歩いて、駐車場に戻った。


田上枝公園駐車場。
この道路をまっすぐ歩いて行く。

天神川沿いを歩き、ここで左に河原に降りる。
どこで降りるのかわからなくて、行き過ぎたがここに戻った。

川向うにこれから登る沢が見える。
しかし、ここからは渡渉できないので、もう少し上流に向かう。
右手の尾根に登っている人が見えるが、それは間違いやすいコース。
後で、団体さんが登っていったがどうなったのかなあ?

ここで渡渉して、左手に下っていき、先ほどの沢沿いに出る。

ここが登山口なのだが、右だと誰も思ってしまう。 右だと尾根に登っていくことになる。
ネットで間違える例が書かれていたので、警戒していたので、間違えずに済んだ。
とにかく、最初は沢沿いに登れと。
左手には、赤リボンもあるんだけどね。 左手は藪っぽいからもあるんだけど、左手へ。

沢沿いに登っていく。 何度か渡渉する。

1個目の堰堤が見えてきた。
ここで左側に登る。

堰堤の前を横切る。
目のような二つの穴がないな? 道を間違えているのかな?と不安になった。

平らな所を歩くと、

二つ目の堰堤に出会った。
ネットの写真でよく見る二つ目だ。 一安心。
この前を横切る。

沢を離れ稜線に登る。
目の前に堂山が見えてきた。

右手には、後ほど登る笹間ヶ岳も見える。

振り返ると、登ってきた道も見える。
実に開放的な眺望だ。

岩山を登っていく。

目の前が頂上。 少し平坦になってから一登りすると、

岩に囲まれた、堂山山頂。

南西から西。

西から北。

左に笹間ヶ岳と右にポンポン山。

二つ目の堰堤も見える。

東には、太神山も見える。
一頻り眺望を楽しんだ後、東へと向かう。

いきなりの岩下り。

そして、またピークに登る。
子供だと大変そうなところだ。
子供連れを何人か見たけど。

これからこの尾根を歩いて行く。
ここら当たりで昼食にした。 頂上は人がいてうるさかったので。

アルペンチックだね。
この近辺はやたらと登山道にクマバチが飛んでいて、鬱陶しかった。
飛び去るのを待っても、なかなか飛んで行ってくれず、やっと飛んで行ってくれて、進んだら、すぐ戻ってきて、刺激しないよう身を屈めながら歩いたよ。

この分岐を右へ。 滑りやすい所だ。
左は新免方面かな。

もう少しでアルペン尾根も終わり。

ここを左へ。

林の中に入っていく。

沢沿いに出て、しばらく進むと、

阿弥陀河原に出た。 広大な砂地になっている。

振り返る。 ここから出てきた。

河原を進むと、河原も終わり。 右手から進む。

河原の終わりに、鎧堰堤があった。
その先には新しい堰堤もあった。

若女谷を下って行く。

沢沿いに下って行く。

迎不動堰堤に出会い、左手に下ると少しで、

迎不動近くの渡渉地点に出た。
渡渉して、右に道路を少し歩くと、

左手に迎不動がある。
このまま道路を下って行く。

左手に富川道分岐。 これは振り返って撮った写真。
富川道に入る。

登っていく。

小さな沢沿いに登っていく。

やがて、笹間ヶ岳と矢筈ヶ岳分岐に出会いここを右へ。

小さな池のほとりを通って、

少し大きなほとりを通過して、

ここで右に谷を離れる。

少し登って、

稜線に出て左へ。

少し岩っぽい所も通過して、

林道に出会い右へ。

右に入って、すぐ左へ。

少し歩いて、

山頂直下の別れを右へ。

八畳岩の下に三角点がある。

梯子で八畳岩を登ると、
笹間ヶ岳山頂からの大展望。

醍醐山に音羽山。

正面には、近江大橋と比叡山。
しばし、休憩して、岩を下りる。

山頂直下の別れを右へ。

右手に白山権現社。

回り込むように歩いて、

鳥居を潜って、

急な岩場を下って行く。

林道に出会い右へ。

すぐで、ここを左へ。
右に行くと、天神川まで下れるようなのだが、楽な道路歩きの誘惑にかられたが、長い道路歩きの味気無さを嫌って、山道へ。

ここからは、歩きやすい道が続いて、良かった。

ここを右へ。

緩やかに下って行き、

沢に出会って、少しで

池のほとりに出て、

新茂智神社に到着。

後は、スマホのナビを頼りに最短コースの道路を歩いて、駐車場にもどった。

長かったけど、変化に富んだ面白いコースだった。
湖南アルプスらしい花崗岩の岩山を味わえる。
少し滑りやすいが、からっとした明るい景観だ。
少しアルペンチックな岩山と明るい小さな沢もいいし、広い河原や趣ある堰堤もありで、良かった。
すかっとした展望も。


今回の堂山・笹間ヶ岳 の登山コースです。

(コースタイム)
駐車場9:40 → 登山口10:15 → 堰堤10:40 → 11:20堂山頂上11:30 → 11:40昼飯11:55 → 鎧堰堤12:40 → 迎不動13:15 → 富川道分岐13:30 → 笹間ヶ岳と矢筈ヶ岳分岐14:10 → 池14:25 → 15:00笹間ヶ岳頂上15:10 → 林道出会い15:30 → 新茂智神社16:10 → 駐車場16:35

堂山・笹間ヶ岳 で出会った樹木を紹介します。

樹木の地点です。


・アオダモ(地点A)。

白っぽくて平滑、地衣類がつくことの多いアオダモの樹皮。

奇数羽状複葉で、小葉2対が多いアオダモの葉。

繊細な白い花をつけるアオダモの花。

・カナメモチ  堂々とした木だなあ。

暗褐色でなめらか、古くなるとやや網目状に剥がれるカナメモチの樹皮

小さいが鋭く固い鋸歯のカナメモチの葉。 葉裏の葉脈が網目状。
複散房花序に白い小さな花を多数つけるカナメモチの花。

・コバノミツバツツジ(地点B)。

3枚の葉が束生するコバノミツバツツジの葉。
葉裏がやや白い、葉裏の網目が目立つ、葉裏の主脈に粗い毛が多い。
葉柄が1cm前後と長くて、葉裏が無毛ならミツバツツジ。
葉の展開前又は同時に開花する。

コバノミツバツツジの雄しべは10個、5個の雄しべは短い。
よく似たミツバツツジは葉の展開前に開花する。
ミツバツツジの雄しべはミツバツツジ類で唯一5個。

・ミヤマガマズミ(地点C)。

灰褐色のミヤマガマズミの樹皮。

葉先が少し伸びて、鋸歯が角張って目立つミヤマガマズミの葉。
枝先に散房花序をだし、白い小さな花を多数つける。5中裂して平らに開くミヤマガマズミの花。

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