鎧岳・兜岳    2009/06/06

 奈良県の曽爾にある鎧岳・兜岳に登った。名阪の針ICから1時間ほどで青蓮寺川ほとりの新宅本店前に着いた。車を止める場所を見つけるのに苦労したが、少し手前の路肩に止めた。新宅本店前の少し手前の小道を入ると、林道に出会う。少しで、左に登山口がある。植林の杉林を歩いて行くと、急坂のつづら折りになる。これが結構きつかった。単調できつい坂をしっかり登り詰めると、尾根の鞍部だ。尾根道を歩くが、視界が全然ない。杉が尾根にまで植えられているからだ。単調でつまらない。ひと瘤のり超えた鞍部で東にわずかに視界が開け、倶留尊山が見えた。ちょっと登ると、鎧岳山頂に着いた。東側にのみ視界が開け、倶留尊山や古光山や曽爾高原が見える。昼飯を食べて、少し休んで、兜岳に向かう。

不老谷の急な下りを降りていく。昨日の雨のせいか、たくさんの蛙の声が響いてくる。不気味なくらいだ。谷を抜けてしばらくで、峰坂峠に着いた。あいかわらず、杉林で味気ない。急坂を登ると、視界が開け、鎧岳が見えた。麓から見える美しい鎧岳とは異なり、扁平だ。足元は絶壁になっている。さらに登って、兜岳山頂に着いた。この辺りは、自然林だ。ほっとする。少し休んで出発。歩きにくい下りを、木につかまりながら下りていく。やがて巨岩の上に出た。対面の低山が見え、木々の生え具合も良く、気持のいいところだ。ここからゆるやかな下りとなり、道に出会ったところが目無地蔵だ。そこからは、あらかじめ止めておいた自転車に乗って、一気に下り、新宅本店前に戻った。

 ここは、兜岳の頂上近辺を除いて、ほとんど杉の植林で、つまらない。またその杉のせいで景色も良くないし、薄暗い。珍しく面白くない登山となった。また、今回、一人の登山者にも出会わず、それも珍しい。

(コースタイム)

新宅本店前1150 → 1250清水山鞍部1255 → 110鎧岳頂上130 → 峰坂峠200 → 245兜岳頂上300 → 目無地蔵340 →(自転車)→ 新宅本店前400

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         登りの杉林            山頂から倶留尊山

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      蛙鳴く不老谷          登りから古光山、後古光山、曽爾高原

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       登りから鎧岳              登りから葛、相輪

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       山頂から古光山             巨岩の上

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         巨岩                  麓から鎧岳

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