七種山　　　2009/10/10

　播州の七種山に登った。中国自動車道の福崎ICで降り、15分ほどで、野外活動センターに到着。林道を登っていくと、山門に着いた。仁王像とかあってもよさそうだが、スペースはあるのに、像はない。滝が二つほどあって、七種神社の鳥居、太鼓橋とあって、また、滝が二つほどある。急坂を登って、石段を上がると、七種神社に到着。左手に大きな七種滝が見える。結構、大きくて雄大な滝だ。また、福崎市街への見晴らしも良い。

ここから歩きにくい急坂となる。滝の源頭に出、しばらく登ると、展望岩に出た。播州の平野の向こうに瀬戸内海が見渡せる。右手には、七種薬師、左手には、七種槍が見え、とても見晴らしがよい。ここで、昼飯を食べることにする。しばらく登ると、頂上に到着。北東にのみ、視界が広がっており、先ほどの展望岩の方が見晴らしがよい。足元に、つなぎ岩が見える。岩に深い亀裂が入っており、渡るのに少し恐怖感がある。

戻って、北に進んでいく。倒木の多い道を進んでいく。やがて、尾根歩きになるが、展望はない。結構歩いて、やっとこさ、七種槍に着く。展望は全くない。南東に降り口があるが、そちらではなく、来た方に少し戻って、南方に降りていく。ここらあたりから少し展望の良い尾根歩きとなってくる。所々岩が剥き出しの、岩尾根となって、低山にもかかわらず、高所感があって雰囲気がある。ひとつピークを超えると、田口奥池が眼に入ってきた。山間の池は美しい。さらに登り降りを繰り返して、くさり場を過ぎて、鉄塔に到着。さらにピークを登りつめて、やっとこさ、田口奥池への下り口だ。ひたすら下って、野外活動センターに到着した。七種山は、高低差はさほどないのだが、結構疲れる山歩きとなった。