白倉山 (3) ~まとめ : 案外起伏のあるコース~

 奈良県吉野にある白倉山588mに登った(2018/06/14)。

柏原ICから165号線で橿原へ、169号線で南下、吉野へ、トンネルを過ぎてすぐを右折してちょっとの「あきつの小野公園」の駐車場に車を停めた。 ICから1時間25分(渋滞のなかった帰りは1時間05分)ぐらい。

コースは、「あきつの小野公園」から登って、蜻蛉ノ滝を見て、旧吉野街道出合を通って、佛ヶ峰へ。 五社峠に下って、登り返して白倉山頂上へ、展望所に寄って、五社峠に戻って、南のの下山道を下って、「あきつの小野公園」に戻った。


「あきつの小野公園」の駐車場。
トイレ建屋の右手を公園に入って行く。

鳥居を潜って、階段を登って行く。

蜻蛉ノ滝。 芭蕉も訪れたことがあるそうだ。 なかなかいい滝。

展望台から下に降りた方がいい。
この滝壺を見ることが出来る。 2段になっていて、見物。

右手を登って行くと、お堂がある。

ここを右へ。

崖の裾を登って行く。 こういう道は、行場に多いね。

聖天ノ窟。 役行者がこもって修行したと言い伝えられている岩屋。

さらに登って行く。

歩いていると、10m先のこの木の上の部分が音を立てて、道に崩れ落ちてきた。
危なかったあ。 10秒遅ければ、自分に当たっていた。 危機一髪。

ここを右に登る。

旧吉野街道出合。 ここを右へ。
倒木が右に行くなと言っているみたいだが、単なる偶然。 ここは右へ。

植林の中、U字に抉れた道を歩いていく。

大岩に出会ってすぐで、

この祠を左へ。

登って行くと、

狭い王峠に出た。
ここを右へ。 ここからしばらく標識が無くなるので、注意。

少し急登すると、

頂に出た。 佛ヶ峰かな? 標識が見つからなかったのだが。

尾根を進んで行く。

ここは右なのだが、わかりにくい。
自分は道なりにまっすぐ進んでしまった。 両方向に赤テープがあったが、右手のは気付かなかった。
しばらく道なり進んで行くと、北方向に進んでいるのがわかり、間違えているかもと気付き、戻るとこの地点で右に別れがあるのに気付いた。 これは間違いやすい。 こここそ、標識が欲しい所。 東方向に進まなければならないので、右へ。

下って行くと、

明るい鞍部に到着。 左手のこの道をどうしても進んでしまう。
しかし、これも間違い。
戻ると、

少し木で覆われてわかりにくいが、こちらの、降りて来てそのまままっすぐの方向に道がある。

登って行く。

鉄塔の脇を抜けて、下ると、

五社峠に出た。 まっすぐ細い道を進む。

峠には、建屋がある。

少し登ると、鹿塩神社がある。

ここからは、結構急登になる。 しばらく登ると、

白倉山頂上に出た。 ここは展望がないので、展望所に寄って行く。

尾根を5分ほど進むと、

アンテナが立つ展望台に到着。 倒木があって、乗り越えると、崖の上に出る。
ここの展望は素晴らしい。 ここで昼飯を食べる。

北東から南にかけての展望。

南から西にかけての展望。

高見山。

白屋岳。

ガスっている白髭岳。

四寸岩山。

遙か西に金剛山と葛城山が見える。

下界を覗くと、蛇行する吉野川が見える。
展望を堪能した後、下山。
最初は、白倉山に戻って、少し北に進んだ後、東に下山する予定だったんだが、長い道路歩きが厭になって、五社峠に戻って、南の下山道を下ることにした。

急坂を下って、五社峠に戻って、ここが五社峠から南への下山口。

すぐでここを右へ。

ここを左へ。 最初は右へ行きかけたが、道が細いのと歩きにくそうなので、辞めた。 正解だった。

ここを右へ。

後は、九十九折の道をひたすら下って行く。
ただ、曲がるまでの道がやたらと長くて、しかも傾斜がとても緩やかなので、なかなか高度が下がらない。
また一見歩きやすそうだが、落ち枝が多かったり、岩もあったりして、そんなに歩きやすくもない。
最初の予定通り東に下った方が良かったかも。

ここに下山してきた。 振り返って撮った写真。
写真の手前に進むと、行き止まり。 このまま先に進んで、右手にしばらく行くと、音無川に出る。
右手に歩いていって、「あきつの小野公園」の駐車場に戻った。

途中、振り返ると、展望台のアンテナが見えた。

 案外起伏の多いコースだった。
白倉山の少し先の展望台からの展望が素晴らしくて、ハイライトだったかな。


今回の白倉山 の登山コースです。

(コースタイム)
あきつの小野公園の駐車場9:10 → 旧吉野街道出合10:30 → 王峠11:10 → 五社峠12:15 → 白倉山頂上12:35 → 12:40展望台13:10 → 五社峠13:35 → 14:23下山口14:33 → あきつの小野公園の駐車場14:45

白倉山で出会った樹木を紹介します。

樹木の地点です。


緑の美しいシダの群落があった(地点A)。

シダ。


ヒサカキ(地点B)。

褐色かやや橙色の平滑なヒサカキの樹皮。

葉先が突き出て、わずかに凹む。
葉裏の葉脈の網目が目立つヒサカキの葉。
青黒いヒサカキの実。


紅い新葉が美しいアセビ(地点C)。

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