ロシアWCの決勝トーナメント、ベスト8を賭けた戦い。
スウェーデンvsスイス。
スウェーデンの試合は、韓国戦・ドイツ戦・メキシコ戦のそれぞれ一部を見てきた。
たまたまだけど。
本当に粘り強い強固な守備をしていて、ゴール前で黄色い壁を作る。
攻めてはカウンターだけで、それも華麗さがない、ただ愚直に前に進んでいく。
見ていて面白くないサッカー。
しかし、なにか惹きつけるものがある。
予選でオランダ・イタリアに引導を渡してきただけのことはある。
ヨーロッパのサッカーの原型がここにあるという感じだ。
さて、試合は、スイスの方が技術があったので、スイスが攻めて、スウェーデンが守ってカウンターを仕掛ける展開。
決着は、後半21分、唯一テクニックがあるフォルスベリが、PA手前の中央でボールを受けて、右に流れて、シュートを放つ。 GK正面だったのだが、DFが足を出したため、当たってコースが変わり、ゴールネットに吸い込まれていった。
何ともラッキーなゴール。
そして、スウェーデンがこの1点を守り切った。
スイスは、日本との親善試合で一味違うプレーをしていたシャキリを中心に反撃するが、スウェーデンの固い守りを崩せなかった。
ある意味、ドイツがリーグ戦で1ビハインドからよく逆転出来たなと思い返していた。
ま、この結末は自分の予想通り。
このサッカーでどこまで行けるかな。
ただ、メンバーをほとんど固定して戦って来たみたいなので、どこかでエネルギー切れするだろう。