今季開幕から5戦未勝利の浦和レッズの堀孝史監督が解任された。
とりあえず、大槻毅育成ダイレクターが暫定的にトップチームの指揮をとるようだ。
ガンバと似たような成績不振で、しかもルヴァンカップでそのガンバに負けてるし、ガンバは若手を大胆起用しているので、まだエキュスキューズがあるが、浦和はガチで問題があるだろう。
昨年のACL制覇の実績があるから解任しにくかっただろうけど、問題が大きくなる前に対処したという感じだな。
フロントのいい判断じゃないかな。 ガンバと違って。 ま、昨年のガンバを反面教師にしたのかもしれないが。
堀孝史監督の能力は良く分からなかった。
ACLで優勝したとはいえ、決勝のサウジ戦では、押されに押されていて、勝ちは幸運だった。
ペトロヴィッチ前監督が築いた攻撃サッカーに守備意識を植え付けただけだから、監督としての能力を示した訳ではなかった。
同じく、クラブワールドカップで決勝まで進んだ鹿島の石井正忠監督に少し似ている。
本当は、続投させるか迷っていたけど、ACLやクラブワールドカップで活躍したもんだから、続投したけど、シーズンに入ると不振に陥ったというパターン。
Jリーグは守備だけだと、そこそこ勝ち点を積み重ねることができても、点を取れないと、上位には食い込めない。
そして、点を取ろうと攻撃に重心を移すと、途端に守備までダメになって、成績不振に陥ってしまう。
一方攻撃的なチームでもマークされると、守備的なチームにカウンター一発で負けたりする。
攻守のバランスが必要で、難しいリーグだと思う。
ま、浦和の成績不振の原因は、ラファエル・シルバが移籍したことだろうね。
その補強は、横浜にいたMFマルティノス。
いい補強だけど、一番必要だったのは、FWだったと思う。
しかし、興梠とズラタンでイケルと思うのも、それほど外れではないが。