J1順位予想の前分析 ~名古屋グランパス~

 J1順位予想に昨年力を入れたけど、さらに精度を上げたいと思い、各チームの布陣からしっかり調べている。
今回は、名古屋グランパス。
ガンバ等、まだ移籍が終わっていないチームは、後回し。


メンバー(黄色は今季加入選手)


フォーメーション


得点と失点それぞれの偏差値と勝ち点の偏差値の関係

監督は、マッシモ・フィッカデンティ 3年目。
昨年は、失点がリーグ1位だけど、得点は平均レベルだった。
昨年、2年目にして、強固な守備陣を築き上げた。 元々守備的なチーム作りで、攻撃がどうかが問題。
加えて、保守的で保身的だと思う。
ガンバの倉田が昨年全試合出場で(フル出場ではない)驚いてたけど、グランパスでは、ランゲラック・丸山・中谷・稲垣・マテウスの5人が全試合出場とのことを知り驚いた。 さらに、ランゲラック・丸山・中谷・稲垣に至っては、フル出場だ。 信じられない。 あのハードスケジュールで。 特に、稲垣なんて、あの運動量でフル出場だからなあ。
選手が潰れても勝ちに行く、そういう監督だと思う。
丸山・中谷・稲垣・マテウスの4人は、疲労が蓄積していると思う。 今年、必ず4人の中からかなり怪我人が出るだろう。

木本 恭生、森下 龍矢、長澤 和輝、柿谷 曜一朗、齋藤 学と大型補強をして、攻撃陣の陣容は整った。
ACLとJ1を戦えるメンバーだと思う。
ただ、怪我の金崎がどれだけで遅れるのか?と柿谷がフィッカデンティのサッカーをやれるのか?という問題を抱えていて、FWは力が不足しているなと思う。

問題は、守備陣だ。
木本 恭生、森下 龍矢、長澤 和輝と3人取った。 いい選手を取ったと思う。
それでも、まだ2人目がいないポジションが3つもある。
これでは、今年の超ハードなスケジュールは乗り切れないだろう。
ACLの中2日で6試合を全て出るなんて出来ないからね。

昨年からの上積みは、攻守に渡って大きいと思う。
J1を戦うには十分なメンバーだけど、それでも、ACLとJ1を戦うのは、無理だろう。 このメンバーでは。
昨年、フル出場した稲垣、中谷あたりが怪我して、ジ・エンドになる可能性が高いと思う。

まとめると、
(+)大型補強
(-)ACL
トータルでは、(++)。

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