なでしこ、惜しくも分ける。 日本 0-0 韓国。

 2019年女子ワールドカップ(W杯)フランス大会予選を兼ねたアジア杯。
なでしこジャパンは1次リーグB組の第二戦で韓国と対戦した。
WC出場出来るかどうかの事実上の決定戦。

出場メンバー。
隅田と市瀬が意外だった。

 前半、韓国の前線からのプレスにあい、一方的に攻められた。
決定機が何度かあったが、何とかしのいだ。
前半の後半から、日本のパス回しにリズムが出来てきたが、あまりチャンスは作れず。
それでも、前半は0-0で終了。

 後半、FW田中に変えて、菅澤を投入。
菅澤の活躍を見たことがないのだが、今日はポストプレーが出来ていて、良かった。
後半の中頃から、韓国が極端に足が止まり、日本が一方的に攻めだした。
それでも、決定的チャンスは作れなかったかな。
それなりのチャンスはあったが。
最後、岩淵の惜しいシュートはあったが、GKに弾き出され、そのまま0-0で試合終了、引き分けに終わった。

 韓国の方がフィジカルでもテクニックでも上回っていた印象を受けた。
韓国が強くなったのか、日本が弱くなったのか、両方だろうな。
しかし、ダメだろうと思っていた、市瀬と隅田が素晴らしいプレーをしていた。
特に、CBの市瀬が良かった。 20歳の市瀬の成長は大きいな。 熊谷と鉄壁のCBを作れる。
隅田も闘志を出して、守備的ボランチとして好プレーをしていた。
なんで、宇津木を出さないんだと思ったが、宇津木にはまだまだかなわないんだろうけど、楽しみな選手だな。
日本は両SBにもう少し攻撃力が欲しい。

 日本はこの引き分けでリーグ2位以内が苦しくなった。
韓国が優勝候補のオーストラリアと引き分けているので、日本は第三戦のオーストラリアと引き分け以上の結果を残さなければならなくなった。
不利だね。
ま、リーグ3位でも、5位決定戦に勝てばいいというチャンスはあるのだが。

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