カタールWC・アジア最終予選の第7戦、日本代表は中国代表と対戦した。
怪我の吉田・冨安のCBの代わりに、谷口・板倉を使ってきた。
正解だったと思う。 植田よりこの2人の方が足元が巧いからね。
ただ、板倉の守備は心配だが。
最初から、日本が圧倒的にボールを支配する。
そして、前半11分、伊東がPA右奥に侵入し、クロスを上げると、手を挙げてスライディングしてきたDFの腕にボールが当たり、ハンドの判定。
このPKを大迫が決めた。 早い時間帯に1点を先制。
その後も攻めまくるが、点は取れない。
前半20分、右CKでマイナスの角度へグラウンダーのボールを蹴ると、ファーサイドから南野が走り込んできて、シュートを放つも、枠の左へ外れてしまう。
さらに、前半25分、左CKのボールがうまくDFの頭を越えてやってきて、酒井がゴール正面でヘディングシュートを放つも、枠の左へ外れてしまう。 これは、決めないとダメな奴だった。
日本代表は、今回から日本代表の全カテゴリーを対象に活動するセットプレー担当コーチの新設を決め、昨季までJ2栃木でヘッドコーチを務めた菅原大介(43)氏が就任していた。 さすが菅原さんだね、知らんけど。
その効果が早くも出たが、そのチャンスを選手が決めれなかった。 波に乗りたい所だったのにな。
前半は、1-0で終了。
後半、頭から長友に代えて、中山を投入すると思っていたが、後半13分にやっと交代。
長友はトラップ等で細かいミスがあって、やれてなかった。 全然ダメだったな。
そして、後半16分、中山が左サイドの敵陣深くから精度の高いクロスを供給すると、伊東が中央でCBの間に入り込んで、ヘディングシュートを左隅に決めた。 ドンピシャというゴールだった。
これで、2-0の安全圏。
その後、久保建英らを投入したが、追加点は取れず、2-0で終了。
中国にほとんど攻めさせない完勝だった。
前からの守備が良かったな。
谷口・板倉のテストにもならなかった。 谷口のくさびのパスとかは良かったな、合格点。
勝つのが大事なんだけど、なんか面白くない試合だった。
まあ、ドン引きしてた中国が悪いんだけど。
伊東純也が1ゴール1アシスト、3試合連続ゴール、もはや日本のエースだな。
単に、右サイドから崩すだけでなくて、左サイドからの攻撃時に中に入り込んでゴールを狙えるところが凄い。 しかも今日はヘディングゴールだからね。 伊東のヘディングゴールなんて、初めて見たんじゃないかな。 ベルギーでもないと思うよ。
次のサウジ戦、これが勝負どころ。
左SBは中山先発で行くべき。 アシストという結果を出したんだし、内容も中山が良くて、長友が悪かった。
選手起用は、結果で決めるべき。 そうしないと、公正なポジション争いにならないからね。 選手のモティベーションも下がる。 ムードメーカーの力はベンチで発揮してもらおう。 今までもベテランはレジェンドでもそういう役割をこなしてきたからね。