森保ジャパン、バーレーンにも完勝。 日本5-0バーレーン

2026 FIFAワールドカップ 北米・アジア最終予選、日本代表はバーレーン代表と対戦した。

日本の出場メンバー。

中国戦からの変更は、久保⇒鎌田だけ。
どういう意味があったのか? テスト的なものなのか?
この変更で堂安のまずさが露呈した。
中国戦は、久保と堂安が頻繁にポジションチェンジして、実質久保が右サイドをドリブル突破していたために、目立たなかったが、堂安はアジア相手でもドリブル突破出来ないため、右サイドからあまり崩せなくなった。 逆に右サイドから相手に攻められたくらいだ。

序盤、日本の方が押し込むが、バーレーンも日本の右サイドから反撃していた。 堂安のウィングとしての攻撃力が劣るからだ。
それでも、前半34分、遠藤がこぼれ球を拾って縦にスルーパス、右ポケットに侵入した鎌田がボールで折り返すと、これがスライディングしたアルハラシの手に当たり、PKを獲得する。 足に当たってから手に当たっていたので、日本にとってラッキーだった。 このPKを上田綺世が落ち着いて決めて先制。
前半は、1-0で終える。

後半、堂安に変えて、伊東純也を投入。 
後半2分、南野が高い位置でボールを奪い返し、三笘・鎌田・伊東と繋いで伊東が折り返す。 ゴール前の上田の後ろにボールが来るが、右へ持ち出して振り向きざまにシュートを放つと、左ポストに当たってゴールイン。 
これで、2-0。 勝負あったの感があった。

伊東の投入で、日本は左右のサイドからドリブルで攻め込み、一方的な展開になり始める。
後半16分、守田が縦に上田にクサビのパスを入れて、前へ走り込み、相手を背負ってタメを作った上田からリターンを受けて、ゴール右下へ流し込んだ。 鮮やかな攻撃。
さらに、後半19分、裏へ抜け出した三笘がペナルティエリア左の深い位置から折り返すと、最後は走り込んでいた守田が押し込んだ。 守田がまたもやゴール前に走り込んでいた。 守田まで攻撃参加すると、守備側はどうしようもないだろうな。

日本はさらに1点追加して、5-0で完勝した。

交替で入った久保がそこを通すかというロングスルーパスをDFラインの裏に通して、久保に自由にやらせたら凄いなというプレーを見せていた。
中村敬斗もドリブルが進化していて、左足でクロスを上げれるようになったのは、心強い。

左右のウィングにドリブラーを置く、攻撃的な3バックの破壊力を見せつけた中国・バーレーン戦だった。
三笘・伊東純也・久保建英・中村敬斗がいるからやれる戦いだな。
アジア中堅国相手なら、両サイドから押し込んで一方的に攻めることが出来る。
堂安だとそれが無理なのもわかってしまった。 堂安にドリブルの進歩は見られない。 中村敬斗は三苫に対抗するにはドリブルの進歩が必要と理解して、ドリブルに取り組んでいる成果が見られたな。 元々ドリブラーだったし。

この超攻撃的3-2-4-1システムが、次の対戦相手のサウジとオーストラリアに通用するかが楽しみだな。
特にサウジのマンチーニ監督は対策してくるだろうから、面白そう。

まあ、森保監督が次も超攻撃的3-2-4-1システムを使うか、定かではないが。
このシステムは、アジアの中堅国相手または世界相手でも負けていて点を取りたい時のシステムとして考えていると思うので。
まあ、それでもどのくらいの強さの相手までこのシステムが通用するか?試して知る必要もあるので、壁が見えるまで使い続けるかもしれない。 そいう意味でも興味深い。 壁が見えるまでやって欲しいね。 幸いなことに、予選のライバル国のサウジとオーストラリアが不調なだけに、これくらいのテストは出来ると思う。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする