ガンバ、降格争い相手に負ける悪癖。 G大阪1-3鳥栖。

 J1第11節、ガンバ大阪はアウェーでサガン鳥栖と対戦した。


出場メンバー。
三浦をベンチにも入れないという?采配。 CBが怪我したらどうするつもりだったのか?

 前半、鳥栖が積極的に前からプレスに来たため、ガンバが受け身に回った。
それでも、鳥栖の攻撃は拙い。
しかし、前半16分、鳥栖のCKのボールを東口が触れず、越えてきたボールをクエンカが難なくヘディングシュートを決めた。
GKは出たらボールに触らないと、ダメだ。 試合を決めた致命的なミスだった。
別に誰かに邪魔された訳でもない。 目測を誤ったのだ。 
これで、鳥栖が気が楽になった。 その後も鳥栖が押す。
ガンバは、さして攻撃を作れないまま、前半終了。

 後半、遠藤に変えて、食野を投入してきた。
さして、変わらず。
そして、後半26分、クエンカがPA手前から仕掛けて進入、クロスが菅沼の手に当たってPK。
これを豊田にきっちり決められた。
まず、クエンカに簡単に侵入された。 米倉が、中を固めていて対応が遅れたのだ。
大体、右サイドから攻められすぎ。 米倉が下手というより、ポジショニングがおかしいのだ。
三丸というさして巧くない選手にも上がられて、クロスを上げられていた。
誰も当たりに行っていないからだ。 米倉が中を固めるなら、小野瀬が当たりに行かなければならない。
どちらも当たりに行かないなんて、ありえないよ。
なんか、守り方がおかしい。 昨年はもっと小野瀬が戻って守備をしていた。
だから凄い運動量になっていた。
今期は、出来るだけ前に残れと指示を出しているんじゃないかな?
SBは張り出して、相手のSHやSBに対応すべきだよ。 中はボランチが締めるべき、必要ならばだが。
宮本監督の守り方がおかしいね。

ガンバは後半20分くらいで急に運動量が落ちた。
暑いとはいえ、えっもう?という感じだった。
3日前のルヴァンにアデミウソンを先発させているからねえ。
采配がおかしいよ。 冴えないというレベルではない。

ガンバは攻めに出なければならないので、カウンターを喰らい、後半45分、トーレスのシュートをDFがブロックするも、原川がこぼれ球に反応してゴールマウスへ流し込んだ。

しかし、後半47分、食野がPA手前中央でドリブルを仕掛けて、相手を数人かわして、そのまま右足を振り抜くと、シュートはゴール右へ突き刺さった。 素晴らしいゴールだった。
DFに当たられても、ドリブルがぶれなかったし、交わしも鋭かった。
後半19分にも、食野は仕掛けてシュートを打って、GKに弾かれていたが、体を動かすフェイントの振れ幅が大きくて、驚いた。
これは、食野が覚醒するか? この試合唯一の救いだった。
食野はスーパーゴールを決めた後、ゴール内のボールを拾って、気合の入った喜びをしながらセンターに戻った。
まだやるぞというファイティングスピリットを見せたな。 こういうのが必要。

それしても、ガンバは昨年から降格争いとの直接対決に負けすぎ。 呆れるほどだ。
去年、長崎に負けてるし、グランパスにも負けた。 長崎なんて瀕死の重傷だったのに、それで生き返らせた。 結局はダメだったけど。
今年は、仙台を生き返らせ、1点しか取れていない鳥栖に3点も取られた。
単に負けてるだけでなく、相手を元気にさせる負け方をしてるんだな。 呆れるよ。

ヨンゴォンが累積警告で次回出れないと言われていた。
これは、ラッキーかも。 次の試合で守備がどうなるか?気になるところだな。

宮本監督の尻に火がついてきた。
交代を考えるより、今年は心中だな。

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