ガンバ大阪、川崎と分ける。両者譲らず。 G大阪1-1川崎。

 J1第15節、ガンバ大阪はホームで川崎フロンターレと対戦した。

先発メンバー。

 中盤の4人がやっと揃って、どんな先発メンバーになるか、楽しみだったのだが、予想通りだった。
しかし、今野がまだ復調しておらず、2インナーシステムは機能してなかったな。
井手口もこなせる能力は十分あると思うのだが、ボランチに戻ってからの方が生き生きとプレーしていた。

 前半の立ち上がりは、ガンバのプレスが良くて、押していたんだが、しばらくすると、川崎の方が良くなって、パスを回される苦しい展開に。
ガンバは、攻めに転じる所でのパスミスがあって、波に乗れない。
まあ、川崎に攻められていると言っても、下手糞ミドルシュートを打たれただけで、さして心配はしてなかった。

 後半、さして変化のない所で、後半7分、下手糞オジェソクが余裕があったのにボールを取られてカウンターを食らう。川崎のクロスがゴール前を流れたかと思ったら、折り返されて、中村 憲剛にシュートを打たれる。カバーに入ったファビオの足に当たって、ゴールに入ってしまった。 ついてない。
 しばらく、小康状態にあったが、前半ほとんど攻め上がりのなかった藤春が上がりだして、反撃を始める。
後半19分、堂安⇒アデミウソン、遠藤⇒藤本の交代。
待ってましたのアデミウソン。
いきなり、スピードに乗ったドリブルでペナルティエリアで倒される。
PKかと思ったら、流された。 明らかに倒されただろう。 ホームでこんな判定をされるとはね。
しかし、後半23分、井手口が左サイドから速いクロスを送り、長沢が頭で斜め後方にそらして、ゴール、同点に追いつく。 

井手口得意の速いクロス。 井手口は容赦なく速いボールを蹴ってくる。
この場合、速くなければ、後ろにそらすヘディングなので、決まらなかっただろう。
見事なアシストとゴールだった。
この辺りから、オープンな展開になる。
そして、川崎に疲れが見え出して、アデミウソンのカウンターで逆転できると思ったんだが。
逆に、後半41分、うまくプレスをかいくぐられて、右にサイドチェンジされて、大ピンチに。グラウンダーのクロスにフリーの小林が、合わせ損ねて、枠を外す。 助かったあ。
今日の小林は消えてたね。 調子悪いのかな。
そして、このまま、1-1で引き分け。
トータルで見れば、がっぷり4つで、しょうがないかな。
ホームなので、何とかしたかったところだが。

 堂安が最後の試合だった。
ドリブルも含めて、ボールを取られないキープ力が目立った。 活躍できなかったけど。
スピードがイマイチなくて、体幹が強いから、本田圭佑みたいな感じが出てきた。 ボールも数回奪えていて、色々な所で進歩が見えてきたんだが、移籍するのは残念だ。 2年ぐらい活躍してから出て行ってくれよな。
ガンバの心臓は今や倉田と井手口だよ。 特に井手口のプレーは大好きだ。
半端ない運動量にボール奪取力。 スプリントも素晴らしいし。 パスやシュートもいいしね。
井手口に移籍されたら、イタイ。 井手口は20歳。 あと1,2年かもしれないな。
遠藤は、守備は良かったんだが、決定的なパスが出せなくなったな。 どうしたんだろう。
長澤がイマイチでアデミウソンに代えろと思っていたら、点を取った。 外せないプレーヤーになってきたな。
アデミウソンが調子を取り戻してくれれば、ガンバのエンジンは全開になるんだけどな。
次は、先発だな。

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