U-20W杯1次リーグD組初戦、日本は南アフリカと対戦した。
先発メンバー。
左SB:船木、ボランチ:板倉が意外だった。
前半、日本の右サイド、初瀬が抜かれまくり。
ピンチの連続。前半7分、スルーパスで抜け出した南アフリカ・マージマンのシュートがカバーに入ったCB冨安の体に当たり、ゴールへ、オウンゴール。 体に当たらなければ、外れていたんだが。
オフサイドかに見えたが、わずかに初瀬が残っていたようだ。
今日の初瀬は最低。 守備はぼろぼろ、クロスも精度を欠いていた。
その後も、アバウトなロングボールにスピードで競り負け、何度もピンチを迎えるが、南アの攻撃が精度を欠いていたため、助かった。
日本も前半半ばから、左サイドの三好・船木のコンビで再三好機を作り出す。
しかし、小川が外しまくる。
このまま、前半は0-1で終了。
後半、立ち上がり早々の3分、左サイドを崩し、舩木のクロスをニアに入り込んだ小川がゴールに押し込み同点に追い付いた。
同13分に三好に代えてFW久保をピッチに投入。 いよいよ切り札参上。
いきなり、小川にスルーパスを通すが、シュートを相手GKに防がれる。
さらに同23分にはFW岩崎に代えてMF遠藤が入った。
後半23分、遠藤のカットインを起点に、MF堂安から久保に絶妙なスルーパス。
走り込んだ久保は、ノールックで堂安へマイナスのクロス。堂安がダイレクトで逆の右サイドネットを揺らし、勝ち越しに成功した。
さすが、堂安。 難しいシュートだったが、シュートの精度が高いという特徴を出せた。
ここから、南アの反撃に会うが、中山・冨安のCBコンビが修正、相手FWに前半のようなプレーをさせず、抑え込んだ。 さすがJのレギュラーコンビだ。 前半のプレーを見て、アジアでしか通用しないのかとがっかりしていたのだが、修正してみせた。 裏への飛び出しも何とか抑えた。 特に冨安が良かったね。
ボランチの板倉も凄く良かった。高さがある分、原より上かもしれない。 大収穫だな。
少し不運な失点で先制されるが、何とか逆転した。
初戦ということもあり、固さがあったんだろうが、結果を出せたのは大きい。
初戦負けていたら、全敗もあったからね。
久保のセンスはさすがだね。 見ていて、一番安心して期待できる。
久保と堂安のポジションを替えるべきだと、散々書いてきたけど、試合を見ていて、自分の間違いに気づいた。 攻撃をする分には、久保がMFの方がいいと思うが、守備を考えると、久保はFWの方がいい。
さすがに、15歳のフィジカルでは、守備が通用しない。 守備ができないMFがいると、チームの負担が大きすぎる。
今日の堂安は、体を張って、守備も頑張っていた。
ちなみに、久保のインタビューが3人の中で一番大人の受け答えだった。
小川はシュートを外しすぎたが、1点取れたので、挽回して欲しい。
初瀬は、期待外れ。 守備でけちょんけちょんにやられるとは思わなかったよ。
三好は、ドリブルの調子を取り戻してきたね。
なぜボランチ坂井を使い続けるのだろう。 相変わらず良くなかった。
テンポが遅いし、前にパスを出せない。 監督にも困ったもんだ。
次は、中2日でウルグアイ戦。 ターンオーバーするのかな?