侍ジャパンはWBC2次ラウンドE組第3戦、東京ドームでイスラエルと対戦した。
オランダがキューバに大勝したので、この試合負けるとイスラエルとの再戦・プレーオフになりそうだった。
誰が先発するかと思いきや、千賀を持ってきた。
千賀が快投した。
絶好調ではなかったが。
決めに行ったフォークが地面を叩いてしまう。
それでも威力あるストレートで押す。
スライダーでカウントを稼ぎ、途中からは浅いフォークでファウルやゴロを打たせる頭脳的なピッチングも見せた。
決めのフォークが使えなくても、抑えたことが凄い。
結局、5回を1安打4奪三振無失点に抑えた。
エースの投球だ。
素晴らしすぎる。
一方、打線はそんなに凄くもなさそうな相手ピッチャーを打ちあぐねた。
しかし、6回、4番・筒香がバックスクリーン横に特大ホームランを打ち込んだ。
じりじりした雰囲気を一発で吹き飛ばす。
正に4番のバッティング。 凄いよ。
この後、勢いに乗って、一挙に5点を奪って、ほぼ試合を決めた。
日本の継投は、自分が好調と書いた投手たち。千賀、平野、宮西、秋吉、牧田。
「ピッチャーは、牧田と千賀が軸だな。 1回なら平野もいい。 秋吉もいいね。」と書いたんだけど。
最後、大差がついたので、牧田を使うべきでないと思ったけど、使ってしまったね。
余計な3点だ。
自信を持ててない投手を使うべきだった。
まあ、とにかく、無敗の6連勝で準決勝に進出を決めた。
どれも接戦。 接戦に強い日本。 痺れる戦いに強い日本。
頼もしい限りだし、見ていて面白い。
高校野球の時から痺れる戦いに慣れてるのかな。
第1回大会からの日本の素晴らしい伝統だよ。
サッカーもこのメンタルを持てたらなあ。