1月10日、国際サッカー連盟(FIFA)は、理事会で、2026年ワールドカップから参加国枠を現行の32チームから48チームに拡大することを決定した。
大会方式についてFIFAは、3か国ずつの16グループによる1次リーグを行なう形に変更し、決勝トーナメントには各グループ上位2か国の全32か国によって争われるものにする。
この出場国枠の拡大により、
アジア 4.5 ⇒ 8.5(45)
アフリカ 5 ⇒ 9(53)
北中米カリブ海 3.5 ⇒ 6.5(35)
南米 4.5 ⇒ 6(10)
オセアニア 0.5 ⇒ 1(11)
ヨーロッパ 13 ⇒ 16(55)
開催国 1
※小数点以下は大陸間プレーオフ枠
という変更が予想されている。
ははは、こんなの楽勝じゃないか。
今アジアの最終予選では、12チームで4.5枠を争っている。
それが、8.5枠になるのだ。
楽勝だ。
ほぼ、確実に出れるという意味では、いいんだろうが、全然スペクタクルがなくなってしまう。
どのチームも予選を通じて、強くなっていくというところがあるんだけど、それがなくなってしまう。
大会のレベルが低下しすぎるという懸念があるが、単に増えて弱くなるだけでなく、今までの常連国のレベルも下がる心配がある。
ヨーロッパの強豪国も予選では苦労して、必死になってるし、南米も同じ。
その予選を通じて、どの国もひとつにまとまっていき、強くなっていっている。
それが、実質なくなるんだからね。
一方、出場国が固定化されつつある、とは思う。
アジアで言えば、日本・韓国・豪州・イランが固定化されつつあり、中東の国々もなかなか出れなくなった。
中央アジアもウズベキスタンに少し見込みがあるくらい。
東南アジアの国々とか、もっと出れそうにない。 だから東南アジアサッカー選手権大会で燃えている。
そういう意味では、出場枠が増えるのもいいかな、とは思うんだけど。
自分の中では、ネガティブな意見の方が強いが。
ただ、こればっかりは、やってみなくちゃ、わからないという一面がある。
試しにやってみるのも、いいんじゃないかな。