サッカー女子・リオデジャネイロ五輪アジア最終予選の第二戦の日本 vs 韓国。
中1日の試合が続くので、オーストリア戦から選手をターンオーバーすべきと書いたけど、熊谷、有吉、横山、川澄、宮間、大儀見の6人が初戦に続いて先発した。
多すぎる。
中国戦の方が厳しいので、熊谷、宮間の2人くらいにすべきだったね。
日本はシステムを初戦の4-4-2から4-5-1に変えた。
前半は、日本が完全に押していた。
パスもつながっていたし、プレスもまあまあ効いていたけど、イマイチ鋭さがなかった。
0-0のままで終了。
後半も日本のペースだったが、点は取れず。
韓国は、初戦と同じメンバーだったらしいから、終盤疲れた所を仕留めれば良いと見ていた。
しかし、気になったのは日本のプレスを交わされて、韓国に結構パスを繋がれていたことだ。
日本のプレスが甘いのか、韓国がうまくなったのか、わからないが。
後半24分、中盤にスペースが空くようになって、韓国につながれて右からクロスを入れられる。
ゴール前でもつれて、倒れた近賀の手にボールが触れて、ハンドでPKを取られた。
そりゃあ、ないだろう。
わざとじゃないし、手を体からそんなに離しているわけでもなかった。
しかし、そのPKのピンチをGK福元がビッグセーブで防ぐ。
これは、今大会を左右するビッグプレーになると予感した。
そして、39分。 川澄のクロスに相手GKが飛び出すもボールに触れず、後ろにいた岩渕の頭に当たって、ゴールに入った。
大ラッキー。 あれは、岩渕はちゃんと狙ってなかったと思うよ。
これで勝ったと思ったのだが。
42分。 韓国のクロスにGK福元が飛び出してつかもうとした所、熊谷と接触して、ボールをこぼしてしまう。
そのボールを韓国がシュート。
ただDFが二人いてコースがなかったので、大丈夫と思ったのだが、シュートがポストぎりぎりに行って入ってしまった。
えっ、入ったのかよと思った。
多分にアンラッキーだった。 思い切り蹴ったら、あそこに飛んだという感じだったから。
まあ、お互いラッキーゴールだったから、そう文句も言えないけど。
ただ、勝利の女神は、最初に日本にほほ笑んだ。
それを日本は、裏切ってしまった。
流れは、非常に悪い。
最後、岩淵にビッグチャンスが来たが、決めれず、試合は、このまま1-1で引き分け。
どうにも日本の動きにきれがない。
女子選手だからしょうがないのかな、とも思ったが、シーズンオフ明けだから動きが重いんだと気付いた。
オーストラリアは夏でシーズン中だから、動きが良かったのだ。
日本は調整に失敗したんじゃ、ないのかな。
初戦を負けて、3勝1敗1分けで十分と書いたけど、その虎の子の1分けを韓国戦で使うとは予想外。
これで、残りを全勝しなければならなくなった。
苦しいね。
主力の宮間と大儀見が疲労困憊で中国戦を迎える。
まあ、相手も同じだと思うけど。
オーストラリアは、9-0でベトナムに勝った。
バカだね。 体力を温存しとかないと。
しかし、次の韓国戦は、2戦同じメンバーの韓国の方が疲労困憊してるだろうから、大丈夫だろうけど。
さて、ベトナムと日豪戦を除くと、すべて結果は、引き分け。
豪以外は、実力伯仲している。
だから、残り3勝すれば十分2位で五輪切符を取れる。
とにかく、ハードスケジュールの消耗戦だから、選手層の厚い日本が落ち着いて戦えば、大丈夫だよ。
焦らないこととあきらめないことが大切。