アジアカップ前の親善試合、日本代表はタイと対戦した。
日本の出場メンバー。
常連組は、伊東と田中碧のみ。 フレッシュなメンバー。 予想通りだけど。
前半は、2列目の3人伊東純也、奥抜侃志、伊藤涼太郎で、タイを攻め立てる。 特に伊藤涼太郎のボール保持が目立ったが、得点には結びつかない。 2回ほど、得点チャンスがあったけど、ものに出来なかった。 あれを決めれないと、2列目の激烈な競争には生き残れない。 奥抜も、もっとドリブルが凄いのかと思っていたら、それほどでもなかった。
まあ、代表初試合でいきなり活躍しろというのも、酷な話なんだが。 それでも、この内容ではアジアカップは無理だな。
前半は、ほとんど日本が攻めていたんだが、攻めきれず、得点を奪えなかった。
後半、最初から、奥抜・伊藤涼太郎に代えて、堂安・中村敬斗を起用。 攻めに鋭さが出る。
後半6分、堂安が左から右へ大きく展開、PA右で伊東が受け、中央にパスを出すと相手DFに当たっのを、攻め上がった田中が拾って、シュートをゴールに突き刺した。
後半27分、中村が縦にスルーパス、それを佐野がマイナス方向へ折り返すと、南野がシュートを放つ。GKがセーブするが、そのこぼれ球に詰めた中村が押し込んだ。
この後、オウンゴール、川村のヘディングシュート、南野のゴールと3点を追加して、完勝した。
前半の無得点と後半の5得点が対照的で、奥抜・伊藤涼太郎の力不足が否が応でも目に付いた試合結果となった。
それにしても、このメンバーでタイに5-0と完勝、相変わらずの強さを見せつけた。
そして、毎熊や佐野 海舟が確実に代表になじんできているのは、心強い限りだな。 サブがいない弱点だったポジションに適当な選手を発掘してきた。 さすがだね。
これで、ターンオーバーしながら勝つ、アジアカップを期待出来る。