J1第16節、ガンバ大阪はアウェーでサガン鳥栖と対戦した。
一森・昌子が怪我。
立ち上がり鳥栖に押されていた。
前半17分、ガンバが後ろからビルドアップしようとして、斎藤がGKからのボールを三浦に戻そうとしたのをカットされ、ゴール前で小野にフリーでシュートを打たれるが、枠上に外してくれた。
しかし、前半19分、宮代がドリブルで持ち上がり、外を駆け上がってきた飯野にパス、ゴールライン際から折り返したのを、ニアに飛び込んで来た堀米が合わせて、ゴールに蹴り込んだ。
見事なゴールだったけど、三浦は宮代に長い間対峙したままだったけど、あんな甘い守備でいいのかなあ?
日本人DFは、遅らせるステイする守備が主流だけど、あの間に飯野が駆け上がることが出来た。
突っ立っていたら抜かれないけど、相手に自由にプレーされるからな。
その後も鳥栖にボールを握られるが、前半は0-1で終了。
後半は、ガンバが攻める。
後半13分、相手ボールを奪ってからうまく繋いで、小野瀬が右サイドにスルーパス、フリーになった齊藤が時間を取って、狙いすましてクロス、ファーサイドに入り込んだ山見がヘディングシュートを決めた。 同点。
ここまで斎藤の出来が全然で、とっとと代えろと思ってたんだけど、仕事をした。
この後、膠着状態が続き、引き分けるかもなと見ていたが、後半43分、FKの場面で森谷がキッカーとして交代で入って来て、ゴール前にふわりとした浮き球を送ると、三浦の頭をぎりぎり超えた所に、ファンソッコが突っ込んで来て、ヘディングシュートを決められた。 見事なセットプレーで、鳥栖の監督としては、してやったりだろう。
佐藤 瑶大が付ききれなかったのかな。
このまま逃げ切られた。
全体の印象として、鳥栖の方がいい攻撃をしていた。
時々、ガンバもカウンターを喰らわせていたが。
CBのファンソッコや田代までが攻め上がったりしてきていたからなあ。 ガンバはそんなことは出来ない。
ガンバの攻めが大したことないと思われた証だろう。
鳥栖の選手達の方が俺たちの方が上という自信が感じられたなあ。
情けない話だ。
良かった点を挙げるなら、わずか1週間でスローイン問題を解決してきたことだ。
誰も受けようとしていなかったのが、パトリック一辺倒ではなく、ボールを散らせていた。 その後の展開までは、あまり巧く出来ていなかったが、とりあえず及第点だ。 それプラス、三浦やギョンウォンのロングスローまで見られて、驚いた。 やるなあ、ただ問題を解消するだけではなく、プラスアルファまで出してくるとは。
さすがのコーチ陣だな。
とりあえず、代表ウィークに入るので、どれだけ立て直せるか。 片野坂監督の手腕に期待したい。
東口も5月終わりごろに戻ってこれるかもと言っていたからなあ。 明けたら、出られるかも。
一森がやれてるので、劇的に良くなるということはないだろうけど、失点は確実に減るだろうから、接戦を物に出来るようになるんじゃないかな。 そこは大きいからなあ。
自分的には、山本悠樹に復活してもらいたい。 ただ、司令塔的ボランチという存在が現代サッカーにおいては、消えつつあるような感じもするんだが。 とするならば、山本が自分自身をどれだけ変革出来るかが勝負になってくる。 まず、ビルドアップに強くかかわれる選手にならないとな。 それが出来れば、片野坂監督に重宝されると思うが。 頭はいいと思うので、現代サッカーというか片野坂監督のサッカーに対応しないとな。
Jリーグは混戦模様で、降格争いも混沌としてる。 神戸とか浦和とか、調子が出れば簡単に浮上してくるだろう。 厳しい戦いが待ってるな。