日本サッカー協会(JFA)は3月16日、3月のカタールW杯アジア最終予選に臨む日本代表メンバー27名を発表した。
日本は24日にアウェイでオーストラリア代表と、29日に埼玉スタジアム2002でベトナム代表と対戦する。
今回の招集メンバーには、キャプテンの吉田麻也(サンプドリア)、昨年12月にセルティックへ移籍した旗手怜央(セルティック)、負傷から回復した三笘薫(サン=ジロワーズ)らが復帰した。
一方で、前回からは負傷が癒えない冨安健洋(アーセナル)、堂安律(PSV)、中谷進之介(名古屋)が選ばれなかった。
また、公式戦2戦連発中の鎌田大地(フランクフルト)や、今季古巣のポルティモネンセに復帰して活躍する中島翔哉の代表返り咲きは叶わなかった。 怪我の古橋亨梧も未招集。
まず驚いたのが、原口 元気が選ばれたこと。 3/10にコロナの陽性判定が下ったところだぞ。
だから3/12の試合に出てない。 感染者を呼ぶとはどういうことだ?
まず、重要な前提があって、それはアジア最終予選の試合に登録できるメンバーはベンチ入り含めて23人までとなっていること。 そのため4人のベンチ外選手が出ることになる。 ここが大きなポイントで、この4人はベンチ外でも大きな不満を持たない選手を選ばざろう得ない。 最初から選ばなければいいんだが、コロナ事情で念のため呼んでおきたいからしょうがない。 上田・浅野・佐々木・谷がその4人かな。 だからこの4人を何で呼ぶんだと怒ってもしょうがない。
だから、各ポジション2人+GK3名の計23名、プラス上田・浅野・佐々木・谷の4人の総勢27名ということを頭に入れて考える。
FWの大迫・上田・前田は妥当。 攻撃だけ考えたら、上田の方が前田より上だと思うけど、前田は強烈なプレスをかけれるから、戦い方でどちらを選ぶかという話になると思う。
左WGの南野・三苫・浅野も妥当かな。
右WGの伊東・久保も妥当。 堂安が外れたのが、ずっと選ばれてただけにセンセーショナルだけど、3番手だからしょうがない。 IH適正がどれだけあるかにもよるが。
IHの守田・田中碧は妥当で、控えに旗手も妥当。 守田・田中碧・遠藤航の誰かが欠けたら、4-2-3-1にせざろうえなかったけど、旗手はフロンターレでやってたからカバー出来る。
原口が謎だな。 ただでさえ、当落線上なのに、コロナに感染したのにな。
遠藤航は、外せない。 柴崎は微妙だけど、4-2-3-1要員かな。 司令塔系ボランチで他に適任者がいない。
CBは、吉田は鉄板として、谷口・板倉は妥当かな。 植田は物足りないけど、経験者から選ぶとなるとしょうがないか。 左SBが、長友・中山・佐々木。 長友はFC東京でもレギュラーじゃないのにな。 小川 諒也だろう。
右SBは、酒井と山根。 妥当。
明らかにおかしいのは、原口と長友だな。 中山を使って、長友が後方支援に回るなら、ありかもしれないが。
それにしても、人選が超保守的だな。
ロシアWCのメンバーを重用しすぎ。 森保監督もロシアWCにコーチとして参加して傍で見てて、よっぽど頼もしく感じたんだろうな。 しかし、4年も経てば選手も変化していくからな。 そこは肝に銘じておかないと。 ただ、親善試合を組めないので、新しい選手をテストする場がなく、いきなり起用しにくいという面はあるので、致し方ないところもある。
次のオーストラリア戦は、負ければWCを逃す確率がかなり高くなるので、絶対に負けられない試合。
先発メンバー選考に失敗は許されない。