J1第35節、ガンバ大阪はアウェーで大分トリニータと対戦した。
前節の横浜FM戦とほぼ同じメンバーで中3日。
全然、学習出来てないな。 案の定、動きがとても悪かった。
前半、横浜FM戦と同様右サイドから攻められまくる。 今度は高尾だ。
佐藤 瑶大がらみで、組しやすしと思われているのだろうな。
前半28分、香川が左サイドからクロス、鮮やかなヘディングゴールと思ったら、藤春のオウンゴールだった。 藤春は頭をゴールに向かって振っていた。 単に押されて当たったという状況じゃない。 なんで?
しかし、すぐさま前半29分、左サイドで攻撃のボールを奪われるも、山本がパスカットして、中央へ流し込むと、走り込んだパトリックが右足で合わせて蹴り込んだ。 角度がなかったけど、うまく合わせた、技ありゴールだった。
前半39分、下田が左サイドからミドルシュートを放つと、ゴール前で呉屋が胸で合わせて軌道を変えると、ゴール左に決まった。 その前に、東口のボールキャッチから山本へパスを出して、素早くカウンターを仕掛けようとした所を大分にすぐさま対応されて、山本がプレスを受けて、バックパスしたのを藤春が見もせずに前に走ってピンチになったところからのばたばたした流れで点を取られた。 さすがに対応されたなというのと藤春は何してんだというのと、その後東口がPAから出て、潰しに行ったさすが?のプレーと、てんこ盛りの場面だったな。
前半は、1-2で終了。
セカンドボールを拾われまくってたな。 動きが悪すぎた。
倉田・山本が特に悪かった。 素早くボールに反応出来てないというか。 井手口もかな。
後半、ガンバは昌子を投入して3バックに変更、マッチアップするようにした。
これが良かった。
昌子が入ってDFラインが落ち着いたし、ボール回しも良くなって、昌子はいい所にパスを出してたな。
後半8分、ゴール前のこぼれ球を倉田がうまく足に当ててマイボールにして、浮き球をシュート、当たりが弱かったけど、前にいたパトリックがボールに触わって、ゴールに流し込んだ。 2-2の同点。
パトリックはいい所にいるな。
色々選手交代があって、後半38分、大分のシュートを昌子がブロックしてその跳ね返りを山見が拾って、ドリブルでカウンター、PA前まで一気に運んで、フェイントをかけながら2人交わして、ミドルシュート、それがブロックに入った刀根の手に当たって、PK。
それを、パトリックがいつもとは逆の右サイドに蹴り込んだ。
3-2の逆転。
そして、このまま逃げ切った。
3点も取って久しぶりに気分がいいなと確認したら、今期初めてだったよ。
逆転勝ちも今期2回目で、前回も大分だった。
いい崩しという訳じゃないけど、ゴール前にそれなりに人が入り込んでいて、後はパトの力で点を取ったという感じか。
これで、ガンバは残留を確定させた。
鹿島に1-3で負けて4連敗した時は監督交代だなと思ったけど、週中に天皇杯があったため、監督交代の時間が取れず、次の柏戦をなんとか勝った。 札幌に大敗して、浦和に奇跡的に引き分けて、そこから鳥栖・横浜FM・大分相手に薄氷の3連勝だからな。 しぶといゲームをしてるよ、ガンバは。
根性がないみたい見えて、根性があるのかな。 ガンバの選手には。
ほっとしたよ。
さて、来季の監督候補に、大分の片野坂知宏監督が上がっているみたいだね。
かなり可能性が高いみたいだ。
選手としてもガンバに1年半ほどいて、
2007年 – 2009年 ガンバ大阪 コーチ
2010年 – 2013年 サンフレッチェ広島 コーチ
2014年 – 2015年 ガンバ大阪 ヘッドコーチ
2016年 – 大分トリニータ 監督
ガンバに由香里が深いから、オファーすれば引き受けてくれそうだね。
そうなると、3-4-2-1か。
3バックは好きじゃないけどな。
片野坂監督が、ガンバの選手達を自分のシステムに嵌め込むか、ガンバの選手達に合ったシステムを採用するか、興味深いな。
ガンバはこの試合の勝ちで、大分をJ2へ降格させ、片野坂監督の解雇を決定づけさせ、来季の監督就任を後押ししたという感じかな、結果的に。