鹿島アントラーズは14日、ザーゴ監督との契約解除および相馬直樹コーチの新監督就任を発表した。
驚きの結末だな。
昨年、序盤4連敗したけど、中盤7連勝して盛り返し、もう少しでACL出場権獲得という成績を残し、変革1年目なのに、驚きの速さでザーゴのサッカーが浸透したな、と思っていた。
だから、今期の順位予想で優勝候補筆頭に挙げたんだけどな。
浦和に負けた試合を少し見ていて、浦和に負けるのか、ヤバそうだなと見ていた。
次の札幌戦も2-0から追いつかれたからねえ。
点は取れてるけど、守備がダメみたいだ。 レオ・シルバ、三竿、永木といい守備的ボランチがいるのになあ。
鹿島ファンはどう見てるんだろうと、ブログ村を覗いてみたら、ザーゴ解任一色に染まっていたのに驚いた。
試合をよく見てないのでわからないが、的確にザーゴサッカーにダメ出しをしているようで、かつ願望だけでなく今にも解任されると思っているのに驚いた。
そしたら、解任が発表された。
鹿島ファンの慧眼恐るべしだな。 フロントがファンの目線を気にしてるかもしれないが。
鹿島ファンのブログは辛辣である意味面白い。
「大岩監督より下はないと思っていたが、あれより下が現われるとは」なんて、辛辣すぎる。
大岩監督で2018年には悲願のACLを制覇してるのにな。 もっともタイトルはそれだけだったみたいだが、わざわざ調べてみれば。
さて、外野からの目線で話すと、若手を使いすぎたのが、失点が多くなった要因だと思う。
GK沖、DF常本、関川、MF荒木、松村、船橋、FW染野と。
ブラジル人監督は、ほんと若手を使うのが好きだなあ。
クォン・スンテの代わりに新人GKを使う監督なんて、なかなかいないよ。
ビルドアップするサッカーのために、後ろから繋げるGKを必要としたからだろうけど。
クルピ監督なんて、ガンバで若手をとっかえひっかえ使って、誰もダメだった。
それに比べれば、沖も荒木も結果を残しているからいいと思うけど。
しかし、使いすぎたので、守備や試合運びが安定しなかったんだと思う。
昨年、降格があれば、ザーゴ監督は去年序盤に解任されていたと思う。
大変革しようとして、すぐうまくいくというのが、旨すぎる話だったな。
しかし、ザーゴ監督は変革の種を蒔いていってくれたと思うよ。
GK沖なんて、大きな置き土産だよ。
守備的ボランチのレオ・シルバ、三竿、永木が攻撃に神経を使いすぎたのも、失点の増えた要因だと思う。
レオ・シルバなんてトップ下かよというような働きをしてたからねえ。
彼らが元々の得意の本職の守備を第一に考えてプレーするようになれば、守備も安定すると思うけどね。
エヴェラウドに得点がないけど、ペレイラと違って気合の入ったプレーをしているので、いずれどばっと取り出すだろう。
ガンバに比べれば、遥かに楽観的だけどな。
まあ、さすがに川崎を追走するのは苦しくなったとは思うけど。