レアル・マドリードの久保建英、実戦デビューを飾った。
米ヒューストンで行われたインターナショナルチャンピオンズ杯のバイエルン・ミュンヘン戦で、後半から出場。4―3―3の左MFでプレーした。 DAZNで放送してくれてたので、見た。
後半すぐ2人に囲まれたけど、ドリブルで切り抜けて、左サイドのコーナー近辺に進んだ。
しかし、フォローもなくPAに味方もいない。
そこで、久保は、GKの頭を超すようなハイボールを放り込んだ。
最初、センタリングのミスキックかなと思ったけど、多分ゴールを狙ったんだと思う。
ゴールの可能性はほとんどないと分かった上で。
ボールは枠内に飛んでいて、GKが頭上に手を伸ばして、しっかりキャッチした。
ゴールを狙ったのなら、正確なボールコントロールだった。
最大の見せ場は、ピッチ中央でボールを受けると、左サイドから前線に走り込んだビニシウスにどんぴしゃなスルーパス。 しかし、ビニシウスのシュートは防がれた。 久保は大きなジェスチャーで悔しがってたけど。
それにしても、久保はレアルデビューにもかかわらず、落ち着き払ったプレーぶりだった。
緊張なんてしたことないんじゃないかな。 遠藤と似たとこあるよ。 遠藤と違って、喜怒哀楽は出すけど。
全く堂々としたプレーぶりで、ボールを取られなかった。
ジダンからゴール前以外は、ワンタッチ、ツータッチでボールを運ぶように言われていたみたいで、それを忠実に守った感じがあった。
自分でシュートを狙う雰囲気がなかったからね。
しかし、次は強引な突破やシュートを狙ったりして、自分を出しそうな気がする。
後半、選手を入れ替えてサブチームになっていたけど、見ていてレアルの中心選手の一人かのようにふるまっていたからねえ。
凄いよ。
ファンやマスコミもそれを感じ取ったみたいで、スペインで早くもブームを引き起こしそうな感じになっているようだ。
ゴールでも決めようものなら、凄いことになりそう。
楽しみ。