昨日、TV東京の「未来世紀ジパング」の「世界は”アメリカ離れ”?そのときニッポンの決断は!」を見た。
トランプ大統領を誰が支持しているのか、という話になり、キリスト教の福音派が取り上げられていた。
そこで、米国人の4人に1人が福音派と紹介されたときには、驚いた。
4人に1人とは、滅茶苦茶多い。 これは、大票田だ。
福音派とは、キリスト教のプロテスタントで、「福音に献身する者」。
聖書に書かれた内容をそのまま信じる派だそうだ。
特に、米国では、原理主義的で、進化論は嘘だと言っているし、嘘を教える学校では子供に教育を受けさせたくないと、学校に行かせず、家で教育している人が結構いるということに驚いた。
学校に行かなくて大人になったら、協調性なんてゼロだろうな。
進化論は嘘だと言うような頑迷な人々が、米国人の4人に1人もいたら、米国もどう動くかわかったもんじゃない。
まあ、福音派の全員が進化論を信じない訳ではないだろうが。
こういう人たちが、トランプ大統領を選んだとしても驚かない。
都会の人々ではなく、地方の人々がトランプを選んだんだろうなあ。
そして、教会での行事が凄い。
メガチャーチと呼ばれる、ショッピングモールみたいな教会をメインとする複合施設に信者たちが集まっていて、ロックコンサートみたいに、大スクリーンを前に歌手みたいな人々が聖歌なんかよくわからない、ノリのいい歌を歌って、信者たちものりのりで歌っていた。 とても、日曜ミサとは思えない。 田舎の週末のリクリエーションという感じだ。
こういう所で、アメリカの世論が形成されていくのかと思うと、末恐ろしいね。