米税制改革法案が上下両院の本会議で可決され、トランプ大統領が署名して成立する見込みとなった。
法案成立の見込みが高まった12月15日以降、米国の株価は最高値を更新して、日経平均も上昇した。
NYダウと日経先物の推移。
NYダウの上昇と共に、日経先物で400円弱上がった感じ。
トランプ大統領もやっと成果を出したようだ。
法人減税(連邦法人税率を現行35%から21%へ引き下げ)は、大きいね。
法人税が現行の60%に減るんだから。
法定実効税率(法人所得に課される国税・地方税の税率を足し合わせたもの)は、
アメリカ 38.91
フランス 34.43
ドイツ 30.18
日本 29.97
イギリス 19.00
だった。
米国は、日仏独より少なく、英国並みに少なくなる。
これは、企業の国際競争力は高くなるだろうなあ。
株価が上がるはずだよ。 もっとも、それを先に見込まれてたみたいだけど、やっぱり確定となると、少し上がるんだろう。
これから、世界各国も法人税減税競争を意識せざろうえないかもしれない。
個人の所得税率も、
現行の10%、15%、25%、28%、33%、35%、39.6%から、
10%、12%、22%、24%、32%、35%、37%へと、
0―4%引き下げられる。
高額所得者は減税すべきじゃないと思うんだけど、トランプは下げるんだね。
多分、自分の所得税率もきっちり下げたんだろうな。