東芝、ストップ安。 底が見えたら買いのチャンスか。

 東芝は、前週末8日の取引終了後に、一部のインフラ工事で損失が適切に計上されていないことを明らかにし、第3者委員会の設置と3月期決算の予想を白紙撤回し、発表時期を6月以降に延期、期末配当を無配にすると発表した。
 これを受けて、11日の取引では開始から売りが集中し、値幅制限いっばいとなる80円安の403.3円で寄り付き、大部分の時間帯でストップ安が続いている。終値も403.3円だった(こちら)。

 この日は、シャープもストップ安となった。
シャープは、約1200億円の資本金を99%以上減資して1億円以下にする「中小企業化」の再建策が9日に報じられたからで、こちらは凄い危機だ。

 一方、東芝は、どうだろう。
不適切な計上というものが、どういう物か、まだわからないので何とも言えないが、企業としての信用を大幅に失うものでなければ、大丈夫だろう。
シャープとは、違う。
東芝には、新しい製品に果敢に挑戦するスピリットがある。
ビデオハードディスクは、パイオニアメーカーで使い勝手が凄く良かった。
ブルーレイの規格競争に負けてしまったけど。
しかし、すぐに全録を開発してきたスピリットはさすが。
原発で米ウエスチングハウスを買収する果敢さ。
それに国内で唯一単独で生き残っている半導体メーカー。 それが一番凄いかな。
ただ、ググったら原発投資で最大600億円規模、東芝を揺るがす減損リスクという記事を見つけた。 去年の話だけど。
不適切な計上が、これがらみだったら、いやらしいな。
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ここ3年の東芝の株価。
アベノミクスで上がったきり、止まっている。
そこもちょっと不安。
他の大手電機メーカーの日立や三菱は、そのまま上がり続けているのに。

 ただ、下げ止まったら買いのチャンスじゃないかな。
いずれ元に戻るのは、間違いなし。
と思うんだけど。

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